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わが子のペースで考える
離乳食レッスン

離乳食はいつから? 何を食べさせたらいいの? など、 乳児を育てるお母さんには、離乳食への疑問と悩みがいっぱいです。
母親向けの離乳食講座を20年以上開いてきた小野田レイさんが、 その豊富な経験をもとに、わが子のペースに合った離乳食のコツを 最新の知見とともに紹介します。



レッスン4のポイント

1.離乳食にお粥は不要です。
 軟らかめの炊き込みご飯から
 始めましょう。

2.赤ちゃんが自分で食べられる
 ように、お皿に1口大にした
 ご飯を置きましょう。

3.まずは1食当たり大さじ1
 くらいの量をあげましょう。



白米や炊き込みご飯を一口大にして
赤ちゃんへ



初めて手づかみで食べる侑樹くん
(生後6か月)





離乳食レッスン
赤ちゃんbabycom 「離乳食はお粥から」はホント?
赤ちゃんには、お粥よりご飯が適している




お粥を食べない赤ちゃんが意外に多いのはなぜ?

離乳食は一般的に十倍粥から始めますが、私の経験上、赤ちゃんの8割はお粥を食べません。
レッスン1でもお話ししましたが、ご飯などのデンプンは、唾液中の消化酵素アミラーゼにより、デキストリンやマルトース(麦芽糖)に分解され甘味や旨味として伝わり、ヒトはおいしいと感じます。つまりよく噛むことにより味を感じるわけです。十倍粥では噛む作業が少ないので、唾液と混ざらずおいしいと感じないのだと思われます。

私は食育ランチ会や離乳食講座、ベビーマッサージ、骨盤調整体操&ウォーキングなど、「お母さんたちの集い」を目的にいろいろな講座を開催しています。そこではお母さんたちの子育ての悩みが飛び交います。その悩みの一つが、離乳食です。その中でも赤ちゃんがお粥を食べないという悩みが大半を占めます。

では、そもそもなぜ「離乳食はお粥から」といわれているのでしょうか?
離乳食のお粥というと「重湯(おもゆ)」からスタートします。重湯とは十倍粥の上澄み液のことをいい、ガーゼなどの薄布でこしてご飯粒を除いた物です。液体の中につぶつぶがあると喉につかえて赤ちゃんには食べにくいため、重湯から始めるということになったのだと思われます。つまり、離乳食は消化のよい流動食から始めるということです。

しかし、十倍粥の上澄みから、つぶつぶのあるお粥に移行するのは困難です。つぶつぶのない液体から、いきなりつぶつぶだらけの液体になるわけですから、赤ちゃんの喉に引っかかり咳き込むのは当然のことで、余計に食べなくなります。
ほとんどのお母さんはこの段階で、「お粥も食べなくてこの先、本当に離乳食が進められるのか」と、とても不安になります。あるお母さんから、「十倍粥をこしても赤ちゃんが食べないので、すりこぎでつぶして、のり状にして食べさせています。お粥に移行するにはどうしたらいいのでしょうか?」と質問を受けたことがあります。のり状からつぶつぶ入りの液体へと赤ちゃんが移行できないのは、当然のことでしょう。






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