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わが子のペースで考える
離乳食レッスン

離乳食はいつから? 何を食べさせたらいいの? など、 乳児を育てるお母さんには、離乳食への疑問と悩みがいっぱいです。
母親向けの離乳食講座を20年以上開いてきた小野田レイさんが、 その豊富な経験をもとに、わが子のペースに合った離乳食のコツを 最新の知見とともに紹介します。



レッスン7のポイント

1.煎餅や干し物など甘くない
 おやつを工夫しましょう。

2.果物や和洋菓子など甘い物は、
 週2回まで。

3.初めての食物はスプーン2分の
 1杯から1日様子を見ながら。

4.初めての食物を
 2種類以上混ぜないように。

5. 小麦・卵・牛乳などアレルギー
 の出やすい食物は、
 1.5才から。





離乳食レッスン
赤ちゃんbabycom おやつは何をあげればいいの?
賢いおやつの選び方





おやつは、どんな物をあげればいいの?

赤ちゃんが食事することにだいぶ慣れて母子ともに楽しくなってきたころ、おやつは何をあげればいいかお母さんは悩むようです。

特に第1子は虫歯にならないように気を遣い、なるべく甘くないおやつを与えているお母さんは多いです。しかし果汁のつもりで与えた100%ジュースや乳酸菌飲料、体液に近いと謳われているスポーツドリンクなど、健康志向の物でも飲み物自体が酸性で、歯を溶かして虫歯になりやすい状態を作ります。特にほ乳瓶やストローで毎日飲んでいると「哺乳瓶う蝕」になり、前歯が透き通る程薄く歯を溶かしてしまいます。私が主催する離乳食講座にも、過去にそんな赤ちゃんが来ていました。赤ちゃんの歯はエナメル質の溶け始めるpHが高く、少しの酸性でも溶ける特徴があり、特に液体は歯にくまなく浸透しますので虫歯になりやすいのです。

また、果糖やブドウ糖などの単糖類やショ糖(砂糖)などの二糖類を餌に、口の中でミュータンス菌類が歯垢(プラーク)を形成し、酸産生菌が住みつき、糖分を原料に酸を作り出して歯のエナメル質を溶かしていきます。

むし歯を作らないために、おやつは砂糖の入っていないお菓子がよいです。例えば、お煎餅や芋類、とうもろこし菓子、スルメや貝ひもなどの干し物、こんにゃく、寒天など、いずれも甘くないものがよいでしょう。

飲み物もお茶に代表されるように、無糖のものをお勧めします。この10年、茶系飲料が大ヒットして、むし歯は減少傾向にあるようです。

また、ヒトの唾液には歯の成分であるアパタイトが過飽和状態で存在し、歯の表面を修復しています。いわゆる再石灰化が行われ、自然治癒しています。果実や甘いお菓子を食べて、初期の虫歯を再石灰化するのに要する時間は50時間であるという研究論文があります。そこから考えると、3日に1回和洋菓子など甘いものを食べても、歯磨きさえきちんとしていれば、むし歯から遠ざけることは出来るかも知れません。その場合、煮物など調理で使用される砂糖やみりんも含みます。

また、糖分の多いおやつを与えていると、お腹がいっぱいで夕食を食べないお子さんが多いです。特にバナナは腹持ちが良いので、バナナをやめただけで、夕食を食べるようになります。

私ごとですが、私には息子と娘がおります。2人の子ども達にはおやつは与えませんでした。体質的に二人とも食が細く、正午にお昼を食べて、午後8時に就寝させるため、夕食は午後6時でした。午後3時のおやつを食べさせてしまうとお腹が空かず、夕食を食べないことが多々あり、また午後3時は外で遊んでいる時間でしたので、自然におやつを食べさせることをやめました。たまにプリンや簡単なケーキなどを作ったり、お煎餅を食べさせる程度でした。

大学生になった娘が、「友達はコンビニでスナック菓子を買って1袋全部食べてしまうけど、私はお菓子をほしいと思わないの」と話してくれました。おやつを習慣にしなかったために間食癖がつかず、良い結果につながったのだと思います。






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