味覚の一歩を育てる離乳食レシピ

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味覚の一歩を育てる離乳食

きほんのレシピ帳

離乳食づくりは、あまり難しく考えないで。
赤ちゃんがよろこんで食べてくれる
カンタンで栄養満点のレシピを紹介します。

レシピ/小野田レイ 栄養学監修/久保田洋子(NPO法人みんなの食育)


離乳食8豆腐まんじゅう

きほんのレシピ
離乳食に慣れたらお豆腐料理
豆腐まんじゅう

お子さんが1才を過ぎて、だいぶ離乳食に慣れたらお豆腐料理を食べさせてみましょう。最初はスプーン半分を食べさせて1日様子をみてから、アレルギーが出ないようなら、徐々に食べる量を増やしていきましょう。 この料理は舌触りがなめらかで食べやすく、いろいろな野菜もいっしょに食べられます。

材料(4人分)
木綿豆腐:1丁(250g) にんじん:1/4本
ほうれん草:1房  干し椎茸:1個  塩:小さじ1
片栗粉:大さじ1  ひじき:大さじ1

A(出汁)
かつお出汁:2カップ  干し椎茸の戻し汁:1/2カップ
塩:小さじ1/2  しょうゆ:大さじ1   水溶き片栗粉:大さじ2


作り方

1. 野菜を切る
干し椎茸、ひじきは、別々にはぬるま湯に浸して20分戻し、椎茸は石づきを切っておく。豆腐はざるに乗せて、上から重しをして30分水切りをする。ニンジンは皮を剥いてみじん切りに、ホウレンソウ・ひじき・干し椎茸もみじん切りにする。

野菜を切る

2. 具材を混ぜ合わせる
1の豆腐をボールに入れ、ニンジン・ひじき・ホウレンソウ・干し椎茸・塩・片栗粉を入れて、まんべんなく良く混ぜ合わせる

3. まんじゅう状に丸める
2をまんじゅう状に丸くする

丸める

4. 豆腐まんじゅうを蒸す
シリコンスチーマーの鍋底に水を入れ、豆腐まんじゅうを並べて蓋をして、電子レンジで7分加熱する。蒸し器の場合は15分蒸す。

蒸す

5. とろみを付けた出汁をかける
Aの出汁を一煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみを付ける。 豆腐まんじゅうを深皿に入れて、Aのあんかけ出汁をかける。

出汁をかける



離乳食栄養コラム
栄養コラム
豆腐は日本古来のタンパク源
久保田洋子(NPO法人みんなの食育 管理栄養士)

精進料理を始めとする日本料理には欠かせない豆腐は、奈良時代に中国から伝わったとされる日本古来のタンパク源です。
もともと、ヒトの身体は主食である米や小麦に多く含まれる糖質を消化・吸収しやすくできていますが、タンパク質の消化・吸収は負担がかかってしまいます。特に、発達途上の赤ちゃんの内臓では多く摂りすぎると消化・吸収ができず、アレルギーやアトピーになりやすいので、注意が必要です。しかし、タンパク質は身体を作るために必要な栄養素なので、上手に摂ることが大切です。豆腐のタンパク質は消化・吸収率がよく、豆腐は肉類とは違ってコレステロールや中性脂肪が少ないので、身体に負担をかけず、赤ちゃんにもぴったりの食材です。
原料である大豆の栄養を引き継ぎ、タンパク質のほか、植物性脂質、種々のビタミン、カルシウム、カリウム、亜鉛、鉄などのミネラル、レシチン、サポニン、イソフラボンなどがバランスよく含まれています。

[参考文献]
・青野治朗・松尾みゆき監修 “食べものの栄養を知る穀物・豆・種実編”
最新体にいい栄養と食べもの事典 東京.主婦の友社.2006.P118




きほんのレシピ1
昆布の出汁

きほんのレシピ2
ニンジンと玉ネギの煮物

きほんのレシピ3
カブの煮物

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ニンジンご飯

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豆腐まんじゅう

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