わが子のペースで考える離乳食レッスン

離乳食レッスン
開始の目安とコツを伝授

わが子の離乳開始は、いつ?【2】

離乳食の開始は生後6か月以降に、赤ちゃんに合わせて

バナナは、離乳食に適しているのか?

離乳食開始のコツは、「見せる」ことから

食べない子にはどうすればいい?


(文:小野田レイ・掲載:2014年2月)

●●● 離乳食開始のコツは、「見せる」ことから


離乳食を開始するに当たり、先ずは赤ちゃんの様子を見ることから始めます。
生後6か月過ぎても全く離乳食を受け付けない赤ちゃんもたくさんいます。
それはおっぱい大好きっ子で、食べることに興味がなければ、お母さんがスプーンを赤ちゃんの口に持って行っても食べようとしません。赤ちゃんが「ちょうだい」と手を出すまでは、無理強いしないことです。
では、赤ちゃんが「ちょうだい」と手を出すようになるにはどうしたらよいでしょうか。

離乳食開始のコツは、「見せる」ことから

手づかみ食べ

離乳食開始1か月前辺りから、つまり生後5か月くらいから、毎食、赤ちゃんを隣に座らせてお母さんの食べているところを見せましょう。
人間はなんでも見て学ぶと言われています。「学ぶ」という字も「まねる」が語源であるように、ヒトは「真似る」ことで学習します。

例えば、トイレトレーニングもお母さんがトイレで用を足しているところを赤ちゃんに見せることにより、トイレの存在を認識できるのだと思います。赤ちゃんだけトイレに連れて行っても赤ちゃんは何のことだかわかりません。お母さんのトイレでの姿を毎日見せた上で、おしっこのタイミングを見計らって赤ちゃんを連れて行くと、よりスムーズに排尿してくれます。

このことからも、生後5か月くらいより、お母さんが食べているところを見せることで赤ちゃんは「食べる」という行為を認識します。それを毎日続けていくと1か月過ぎる頃、赤ちゃんは、お母さんの真似をして「ちょうだい」と手を出して、よだれを出すようになります。

離乳食アイコン-babycomPoint レッスン1のポイント

1.離乳食を開始するのは6か月以降で十分です。
2.他の子と比べず、赤ちゃんに食への興味が出るのを待ちましょう。
3.果汁・果物は最初に与えないようにしましょう。

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わが子のペースで考える離乳食レッスン

離乳食レッスンインデックス

1スタートの目安とコツを伝授
わが子の離乳開始は、いつ?

2スタートでつまずかないために
初めて作る離乳食は根菜から

3赤ちゃんの自分で食べる意欲を育てる
「手づかみ食べ」のススメ

4赤ちゃんには、お粥よりご飯が適している
「離乳食はお粥から」はホント?

5赤ちゃんもママも無理をしないために
知って納得!赤ちゃんが食べない理由

6知っておきたいママの対処法
遊び食べをしてしまったら?

7賢いおやつの選び方
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