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掲載:2006年4月10日〜2006年6月18日
お産の中医学タイトル

妊娠中や授乳中は、できるだけナチュラルに、体に負担のかからない方法で体調をキープしたいもの。
しかし、いくら自然であっても、思うような効果が得られなければ意味がありません。

「○○は△△に効く」といった健康法や対処法 は、とっつきやすい一方で、効かなかった場合、次に打つ手がなくなってしまうという不便さもあります。


そのときに、一歩下がって、症状や不調が「なぜ起こっているのか?」をみつめる視点を持っていれば、また先に進むことができるはずです。そのときに役立つのが、「中医学」の考え方です。
中医学は、中国の伝統医学として何千年もの臨床を積み重ね、理論化されてきた医学です。TCM(Traditional Chinese Medicine)として世界中に広がり、今なお発展を続けている医学でもあります。

漢方薬や鍼灸による治療が有名ですが、それだけではなく、食事や生活術など、バラエティに富んだ対処法をもっています。いちばんの特色は、どの対処法を導き出すときにも、裏付けとなる理論があり、一人ひとりの体に合わせたケアや治療ができるという点です。

中医学の考え方が身につくと、さまざまな健康情報についても、単に「体にいい」かどうかではなく、「私の体にいい」かどうかを判断しやすくなり ます。
例えば、妊娠中によくある「安定期に入った ら1日2時間以上歩くべき?」「カルシウムをとるために、乳製品は積極的に食べたほうがいい?それ とも、赤ちゃんのアレルギー予防のために控えたほうがいい?」といった疑問に対しても、○か×かではなく、「自分の体」に当てはめて考えることができるようになるでしょう。

まずは、この中医学の考え方と対処法を、助産師 さんをはじめとする、お産の専門家に知っていただくために、b-studioでは「お産の中医学」の講座を行っています。また、サイト内には新たに「お産の中医学」のコーナーを設けました。
詳しくはこちらからどうぞ。

お産の中医学

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