VOICE(掲示板)
高齢出産VOICE

高齢出産の悩みや心配事、そして生んでよかったこと。

【不妊】卵子提供について、必要なのは
まこ -- 2011年02月11日 15:25:57

卵子提供についての議論が盛んですね。
皆様の投稿を読ませていただき、私なりに生殖医療に関する文献等を読んでみて、考えたことを書かせてくださいね。

私が強く感じたことは、やはり、情報提供、学校教育の必要性です。
こと高齢出産に関しては、こちらが受け身でいる限り、かなり偏った情報しか入ってこないのが現状ではないでしょうか?
私自身、高齢出産がリスクが高いことは知っていたものの、若い頃はあまり深く考えず、頭のどこかで「あのタレントだって、あの作家だって、○○歳で元気な赤ちゃんを産んでいるんだから、私だって大丈夫!」と思っていたものです。

また、今、卵子提供などの是非について議論したところで、一度走り出した先進技術は、よほど大きなデメリットが明るみに出ない限り、後戻りはできないことを、これまでの歴史が証明しているように思います。
ほんの数パーセントの可能性でも、それに賭ける人がいるかぎりは、卵子提供も、代理出産も、なくなりはしないでしょう。

私たちが急いでしなければならないのは、こういった問題を、学校教育できちんと教えることです。できれば男子にも。
程度を変えて、小学校、中学校、そして高校でもカリキュラムに組み込むべきと思います。

内容としては、

1.生命のなりたち(受精から出産まで)
2.母体について
3.出産適齢期と高齢出産(高齢出産のメリット・デメリットを、実際の例や経験者の声を取りあげて紹介)
4.出生前診断(その是非やリスク、障害児に関しても、触れるべきと思います)
5.生殖医療について
(1)人工授精
(2)体外受精
(3)卵子提供と代理出産
(4)クローン技術について
(これらも、できるだけ多様な当事者の声を紹介するべきと思います)

といったところでしょうか。
これらを、生命倫理も含めて、主観を出来るだけ排して伝え、未来の女性たちが自らの人生を選択できるようにするべきと考えます。
知らなくて手遅れになった、ということが起こらないように。
また、未来の女性たちが、仕事や介護も含めた自らのライフサイクルを、自由に描くことができるように。

色々なご意見をいただければ幸いです。

また、私だけが思いつくこととは考えられませんので、過去に重複する内容のスレッドがありましたら、申し訳ありません。


皆様、ありがとうございます。
史恵 -- 2011年06月26日 19:29:12

  なかなか書き込めないでいる間に、様々なお返事をいただきました。ご自身の体験に基づく、とても温かなものや、私の個人的な悩みを、女性の自己決定権という視点からとらえ直してくださったもの、医学的な面から夫の説得材料を提供してくださったもの・・・。
どちらのお返事も、私だけが受け取るにはあまりにも勿体ない、貴重なものでした。
こちらの掲示板はやはり凄かった、と改めて感謝しております。

そして、私が言うのもおかしいのですが、皆様が貴重なお時間を割いて書き込んで下さった返信が、沢山の方の目に触れてほしい、と願っています。卵子提供を受ける、受けないと言った問題に関わらず、多くの示唆が得られると思うからです。

今、私は、怒りに任せてスレッドを作った当初より、ずっと穏やかな、落ち着いた気持ちでいます。
本当は、お一人お一人にきちんとお返事をしなければいけないと思い、試みたのですがうまく書けません。
一週間もスレッドを寝かせておいて本当に申し訳ないのですが・・。

とりあえず、先週の私がしたことをご報告?します。
先週、前の職場の方とお会いしました。前の職場も、ご多分に漏れず職員の非正規化が進んでいるため、「非常勤の働き口ならあるのでは?」と尋ねてみたところ、「年度末の定年退職者の後任は非常勤を採用する予定だから、史恵さんが手を挙げてくれるならそのまま決めるよ!」と言っていただけました。
収入は正規職員時代の半額(!)になりますが、仮に離婚になっても、女一人なら何とか生きて行く目処が経ちました。
正式な回答は、来年当初で良いとのことなので、半年程度の猶予があります。
この半年で、皆様のご助言をもとに、自分の気持ち、夫の気持ちを今一度見つめ直して、夫婦の今後を考えて行きたいと思います。

これから、拙い文章ですが、是非お礼を申し上げたい方々への返信をさせていただきたいと思います。
順番は投稿していただいた順にならないかもしれません・・。
一度に書き込めないので、少しずつ書かせていただきます。
本当に申し訳ありません・・。


大切なこと
まこ☆ -- 2011年03月26日 15:41:43

  しゃびろさん、ありがとうございます。
おっしゃっていること、すべてに共感いたします。
とくに、

>マイノリティであることから目をそむけるのではなく、かといってマジョリティである周囲との相違に目を奪われるのではなく、その矜 持、意味、意義、普遍性、尊さ、ときに必要であるなら自己の守り方、闘い方、逃げ方、そうしたことを、日常的で具体的なレベルで、親こそが子と共に考え、学び、成長し、やがては子の巣立ちを見送る、そうした存在として応援してあげてほしいと思うのです。
それが、マイノリティであることがスティグマとしてではなく、一つの個性として生きられるための一番の確実な道筋ではないかと思っています。

これはとても大切なことだと思いました。
ことに、具体的な身の処し方を、親が共に考え、必要な場面では教え、支えることが求められると思いました。
周りにモデルを探すことが難しいですものね。

それと、もう一つ。
お子さんが自らのルーツを知りたくなる日が来ると思います。
どれだけの情報が手に入るかは存じませんが、お子さんのために、できるかぎり協力してあげてほしいのです。
できればごく幼いうちから、手に入る情報を少しずつでも教えてあげられればいいなあ…と思います。

お子さんが独立した人格を築き、社会の中で堂々と生きられるよう、親御さんは最大の援軍の立場に徹してあげてくださいね。

応援しています
しゃぴろ -- 2011年03月25日 16:47:21

  フローレンさんのまこさんへのレスを拝見して、大変心強く思いました。

たしかに心ないことを言う人はまだ多いかもしれません。
しかし、それは、その人が、提供という事柄が自らの日常や既定的価値観の外にあるために、「深刻なこと」と思う(思い込んでいる)からだと思います。

世の中には、「深刻」とされる事象がいろいろありますが、たとえどれほ ど傍目に「深刻」と見えたとしても、その現実に生きている当事者にとってはそれは現実として生きられているものであり、深刻かどうかなどという場所とはかけ離れたところにいます。

無理解に見える人は、実は本当に無理解だったり悪意があったりするのではなく、ただ単に現実の外と思っているので、「深刻」と思ってしまっている人も多いのだと思います。
現実なのだと分かれば、そしてその現実とは自らの日常の延長と何ら変わりはないのだと分かれば、その人の意識もまた変わってくるはずです。

親御さんが、子の出生を「深刻なこと」と受け止めるのではなく、まこさんがおっしゃっているように「卵子提供というあり方だからこそ」生まれえたかけがえのない命であるということを、親御さん自身が信念と愛情をもって、身をもって示されていくなら、きっと周囲の理解は進んでいきます。

提供という生が、他の多くの生のあり方と全く同様に、尊い一つの命の出生であり、父と母との愛のもとに生まれるべくして生まれたかけがえのない命であるという理解が、社会全体で近い将来共有されていくこともまた遠い道とは思いません。


日本人は血を重んじる、とよく言われますが、実際には、血に象徴されるところの帰属(イエ)こそが重んじられてきたのでしょう。
日本で戦前まで養子が盛んに行われていたことは、よく知られているところです。
古くは源氏物語で明石の姫君が、家柄の低い生母のもとを離れ、葵の上に育てられることで帝との婚姻が可能となったのも、あるいはトヨタ創業家で利三郎氏が娘婿となることで初代社長としての責務を果たしたのも、皆おなじような思考が背景にあるのかもしれません。

精子提供において長らく、親子関係に関する告知がなされてこなかったのは、こうした伝統的思考が背景にあるのだと思います。
提供を受けた親たちは、「本当は子に言わなければいけないのだけれど、隠す」などという意識はあまりなく、「今日から我が家の子になった。」くらいの心持だったのでは、と思っています。
ツバメ号さんもおっしゃっていますが、ある種の寛容性、共同体全体で子を育てるといった感覚とともに、帰属こそが重要だった社会においてはそれでもよかったのかもしれない、と思います。

しかし、今は、そしてこれからにおいてはなおのこと、様々なボーダーが解体されていくなかで、帰属ではなく「あなたは誰ですか」が問われていく時代になっていきます。

先般の野田さんのトピックでも、予防医学や遺伝子解析の話が出ていましたが、そうした身体的な個人情報が様々な状況で問われてくると同時に、形而上的にも個としての自己の確立がより求められてくる中で、一生隠し続けることが本当に可能なのか、非常に疑問に思います。

またそもそも、可能であるか否かにかかわらず、情報公開や透明性の必要がこれだけ社会全体で言われている中で、つまり多くの人が自分にまつわる情報は正しく伝わるべきであり伝わっているだろうと信じているなかで、子の出生の事実を隠す、ということの持つ負の意味は、今後より重く大きくなると思われ、その分、隠していたことが分かってしまったときの子の心理的葛藤や負担は非常に大きいのではないか、と思わずにはいられないのです。

子どもの人生は子ども自身のものであり、だからこそ、子どもの出生についてはきちんと事実を伝える、そしてその事実にのっとって、家族の形を作っていく。それが子を信じ、子の人生を尊び、子が自分の人生を尊いと感じられるようになる出発点であると思います。

提供という生のあり方はおそらく常にマイノリティであり、マイノリティであるということは、マジョリティである他者とは異なるものを内に抱えることを前提とします。
マジョリティであるときには、周囲の流れの中で自然に身につけられる生きる術としての思考を、提供という生がいわば絶対的マイノリティであるがゆえに、自己のもつ意義形成を周囲に頼らず自ら構築せねばならないことが想定されます。周りには教えてくれる大人もなく、同じ境遇として語り合う友もなく、手本となる教材もなく、一人で格闘していかなければならないとしたら、それはあまりにも過酷なことです。

私は、絶対的マイノリティである子どもが、この社会の中で力強く生きていく肯定的足掛かりを、心の持ちようを、親こそが子どもと一緒になって築いていってほしいと思うのです。

マイノリティであることから目をそむけるのではなく、かといってマジョリティである周囲との相違に目を奪われるのではなく、その矜 持、意味、意義、普遍性、尊さ、ときに必要であるなら自己の守り方、闘い方、逃げ方、そうしたことを、日常的で具体的なレベルで、親こそが子と共に考え、学び、成長し、やがては子の巣立ちを見送る、そうした存在として応援してあげてほしいと思うのです。
それが、マイノリティであることがスティグマとしてではなく、一つの個性として生きられるための一番の確実な道筋ではないかと思っています。

いじめっ子にいじめられそうだったら、「秘密にしておこうね」、と教える。それは生きていく知恵であって、嘘をつくことを教えることではないと思います。
むしろ親子の関係においてこそ、嘘のないことが大切です。

友達や先生はいくらでもできます。最終的にはその環境から遠ざかればすみます。
でも親こそは唯一の存在です。
重要な事実ほど、大切な人間関係であればあるだけ、隠さない。それが信頼の礎だと思います。
また、子を大人の付属物としてみなすのではなく、一個の人格ある人間として対していく、ということだと思います。

そう考えていくならば、提供における子育てとは、真に子の人間としての生きる力を信じて育てていくということであり、そうであるならば、提供であるとかないとかいうことにかかわらず、これからの世代を育てていく私たち大人にとって共通の課題であり、その意味で、全く普遍的な子育て論になっていくと思います。

お子さんの力を信じて、素敵な子育てライフをお過ごしになられてください。
心から応援しています。

フローレンさんへ
まこ☆ -- 2011年03月24日 11:18:04

  おせっかいな意見に耳を傾けてくださって、ありがとうございます。
私が書くべきことなのか、迷いながら、祈るような気持ちで書きましたので、わかっていただけてホッとしました。

>私達は「普通ではない」スタートをきりましたが、ただ望むのは普通の両親でいる事と、普通の家族を築き上げたいという事だけです。

子供を望み、幸せな家庭を夢見る、私たちはおんなじ、普通の女性だと思います。
そして、血のつながりよりも大切なことが、家族にはあると思います。
そういう意味で、フローレンさんがこれから築かれるご家族は、普通のご家族に違いないと思います。
思慮深く、お優しいフローレンさん。
きっと素敵なお母さんになられて、素敵なご家庭を築かれるでしょう。
応援させてくださいね。

ご両親の誇りは、お子さんの誇りになり、ご両親の自信はお子さんの自信になります。
「卵子提供を選んだからこそ出会えた」かけがえのないお子さんとの毎日を、楽しまれますよう…お祈りしています。

お体を大切に、心安らかに過ごされてくださいね。

まこ☆様
フローレン -- 2011年03月23日 12:52:42

  お返事頂き、有難うございます。

>幼少時からの告知を避けることで、本来絶対的に信頼できる、味方であるはずの両親との間に、複雑な感情を挟んでしまうことを、私は危惧しているのです。

おっしゃる通りだと思います。
サイコロジストも似たような事を言っていました。

自分がもし親に何か大切な事を隠されていて、親に告知される前に知った場合、恐らく彼らに対し大きな不信感を抱くと思います。
また、自分を育ててくれた両親にそういう感情を抱く自分を責めたりもするでしょう。
まこさんは実際、こういう葛藤と12歳の頃から戦ってきたのですね。
普通の子供だったら、何の悩みもなく毎日があっという間に過ぎていった世代だったはずです。
なんとコメントしたらいいのか、言葉も見つかりません。
こういう問題を子供に背負わせてはいけないなと、改めて思い知らされました。

>自我の構造は、地層のように、時系列で積み重なって行きますが、最も重要で中核となるのは「両親(とくに母親)との関係」です。一番最初にできる自我です。
あとから加わる他人との関係は、いわば枝葉にしかすぎません。

心強いアドバイスを有難うございます。
私達は「普通ではない」スタートをきりましたが、ただ望むのは普通の両親でいる事と、普通の家族を築き上げたいという事だけです。
子供が自分の出生について「特別な事ではない」と思えるようになってもらうには、やはり幼少のうちから少しずつ話していくのがベストなのかなと思います。

他人の私にここまでも深く考え、お話して頂いてとても感謝しています。
心のモヤモヤが一気に晴れた気がします (^^)

フローレンさんへ
まこ☆ -- 2011年03月22日 01:41:26

  お返事ありがとうございます。
私のプロジェクトへの応援のお言葉、嬉しかったです。ありがとうございます。
フローレンさんのレスによって、私の中で色々なことが整理された部分が大きいのです。
また、お知恵を拝借するかもしれません、よろしくお願いします。


しゃびろさんへのレスの中の内容なので、迷ったのですが、どうしても気になって眠れないので…すみません、書かせてくださいね。

>私はもし子供を授かったら、小さいうちから告知しようと思ってましたが、こちらの掲示板を覗くようになり正直迷っています。
まだまだ卵子提供に嫌悪感を抱いている人が(一部ですが)、レシピエントに対しかなり辛辣な言葉を使い意見を述べているのを読み、このような考えを持った母親に育てられた子供が、もし自分の子供と向かい合うような事があり、同じような言葉を子供に向けた時の子供の気持ちを想像すると、耐え難いものがあります。

とても良くわかります…。おそらく、別のスレッドに書いた私のレスも読んでいただいていると思いますので、その前提でお話させてくださいね。
私が卵子提供の問題について、なぜこんなにこだわるのか、自分でも不思議に思っていました。
でも黙っていられなくて、別のスレッドで、卵子提供に批判的な方々の投稿に対して反論しているうちに、冷静に議論ができなくなっている自分に気づき、唖然としたのです。
相手に対して、かなりあからさまに怒りをぶつけてしまい、自らの激情の源を、掘り下げて見ざるをえなくなりました。
そしてわかったのが、私は生まれて来る子供たちに、感情移入しているのだということでした。

私が、告知について意見を差し挟むのは、僭越なのだと思います。
当事者の方は、当然、たくさん悩まれ、勉強もされて、一番ベストな方法を選ばれると思います。
卵子提供について、養子について、私は部外者であり、当事者の方々の気持ちや置かれた状況を、ほんとうに理解することはできないのでしょう。
でも、(状況は違うにしても)深刻なアイデンティティクライシスを経験した子供の立場もまた、親御さんの立場からは理解しにくいのではないかと思うのです。
ですから、もう一度だけ、私が心配していること、切望していることを書かせてください。
最後に選ばれるのは、もちろん親御さんです…その際に、少しでも参考にしていただきたいのです。

私が心配しているのは、何らかの事情で、思春期以降に事実を知ることになった場合です。
私の想像では、子供はまず、それまで築いてきた「自分」を、とてもよそよそしい、偽物のように感じると思います。
そして、次に、今まで黙っていた両親に対して、怒りを感じると思います。
でも、子供は両親が自分のことを思いやって、善意で隠していたことを理解できますから、怒りの持って行き場を失います。
ここで、子供と両親の間には、埋めがたい距離ができてしまうと思われます。
そうなると、子供は両親にも本心を打ち明けなくなり、そのあとの闘いを、たった一人で行うことになります。
今まで作ってきた「自分」を一度解体し、新しい事実とうまく整合する新しい「自分」を作り直すという、大変な作業をです。

私は、12歳のときには、「自分の問題は、自分一人で解決するしかないんだ。誰も助けることはできないんだ」と考えていました。
それは、ある意味真理ですが、12歳でそう考えるのはあまりに早過ぎると、今の私には思えます。
こういった危機的な状況を支えることができるのは、両親(か、それに代る人)だけです。
幼少時からの告知を避けることで、本来絶対的に信頼できる、味方であるはずの両親との間に、複雑な感情を挟んでしまうことを、私は危惧しているのです。

また、マイノリティとして生きていかざるをえない人たちは、心ない人からの批判や、知識のない人の偏見にさらされることは避けがたいと思います。
そんなときに、本人に自分の存在価値を思い出させ、「自分は一人ではないんだ」という勇気を与えられるのも、両親だと思います。
あえて極論を申し上げます。
両親が、ご自分の選択に自信を持ち、幼い頃からそれを伝えて育てたなら、大きくなって多少外部から批判を受けたって大丈夫です。
一時的に打ちひしがれたとしても、幼い頃からの自我がしっかり育っていれば、復元力は充分あると思います。(もちろん、継続的な両親の支えがあればこそですが)

自我の構造は、地層のように、時系列で積み重なって行きますが、最も重要で中核となるのは「両親(とくに母親)との関係」です。一番最初にできる自我です。
あとから加わる他人との関係は、いわば枝葉にしかすぎません。
ですから、その「枝葉」からの攻撃を恐れるあまり、「中核」である両親との信頼関係を危険にさらすのは本末転倒ではないかと思うのです。

もちろん、不必要に本人を批判の矢面に立たせるのは避けるべきですから、子供には、「世間では批判的に見る人もいるから、真実は、本当に大切な人にだけ話す方がいいよ」と教えたほうがよいと思います。
そして、「でも、私たち(両親)は決して間違ったことをした訳じゃないと思っている」「卵子提供を受けなければ、こんなに素晴らしいあなたに、会うことはできなかったんだから」と、伝えてあげてほしいのです。
私が子供の立場なら、そう願います。

もちろん、以上のことは、「もし私が卵子提供で生まれた子供だったら?」という想像のうえでの話です。
ケースバイケース、いろんな性格のお子さんがあり、いろんな家庭環境があります。
でも、自我の構造については、ある程度普遍性のある事実だと思われます。
私は、一番中核になる「両親との関係」に嘘があったため、思春期を迎えてから、まさに「自我構造が根底から覆る」ということになってしまい、再建に10年近くかかりました…
ですから、この部分に嘘がないように…と、どうしても願ってしまうのです。
繰り返しますが、一番大切な部分です。ここがしっかりできていれば、大丈夫です。
どうか、私のような思いをする子供が出ませんように…と、心から願っています。
そして、すべての子供たちが、自分の出生に誇りを持って、唯一無二の輝かしい人生を謳歌できますようにと。

僭越とは存じますが、ご参考までに。

お返事遅くなりました
フローレン -- 2011年03月21日 08:42:16

  まずはじめに、この度の大地震、津波の被害に合い、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された皆様には心よりのお見舞いを申し上げるとともに、一日でも早く穏やかで健やかな生活が戻ることを、心よりお祈り申し上げます。
この場をお借りして是非皆様にお伝えしたいのは、ここ(米国)でも近所の方からの慰めの言葉、行きつけのスーパーでは募金活動をして頂いており、人種を超えて皆が日本の復興を願っています。

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お返事がだいぶ遅くなってしまい、申し訳ありません。

まこ様

 告知に関する絵本の日本語訳は出版されてるのですね。どのような内容なのか気になるところです。面談したサイコロジストが言っていたのですが、告知に関する子供用の絵本は必ずしも全ての家族にあてはまるものではないので、ちゃんと親が読んで内容を把握してから子供に与えるように、というアドバイスがありました。
それからまこさんが個人的に進められているプロジェクトも、今後の展開とても楽しみにしています。
何か私に協力できる事があれば、お声かけて下さいね。

ツバメ号様

 多様化する家族のあり方について考え直す時だというご意見には、なるほどなぁと思いながら読まさせて頂きました。
でも思い出してみると、自分が小さい頃はそんな感じだったと記憶しています。暖かい季節はどの家の玄関も開いていて、子供が怒られたり泣いたりすれば、近所に丸聞こえ。悪さをすれば叱れましたし、地域一体に私達子供が育てられたような気もします。
そういう時代が戻ってくるとは思えませんが、何か学ぶべき事があるのではないかと思います。


バジル様

 AIDに関してはいくつかグループがあるようで、実際ミーティングをしたり講演会を開いたりという活動をしているようですね。Egg Donationのレシピエント同士、小さくてもそうい集まりを作って実際に顔を合わせていきながら情報交換していく事が、近い将来できるようになるといいのですが。
いくらSNSでも、ネットはしょせん匿名の世界ですので100%信用できないというバジルさんのお気持ちはよく分かります。
ちょっとした情報交換などは、今のところ老舗の子○ねっとさんが一番居心地が良いように思います。

 
しゃぴろ様

 告知に関するご意見、興味深く拝見させて頂きました。どうも有難うございます。
サイコロジストと話した時に、告知の時期について聞きましたところ、しゃぴろさんのご意見同様、早いうちが良いというアドバイスをもらいました。
一番良いきっかけとして、子供が「私はどこから生まれてきたのか」ですとか、「赤ちゃんはどうやってできるのか」という質問が出た時だともおっしゃっていました。

私はもし子供を授かったら、小さいうちから告知しようと思ってましたが、こちらの掲示板を覗くようになり正直迷っています。
まだまだ卵子提供に嫌悪感を抱いている人が(一部ですが)、レシピエントに対しかなり辛辣な言葉を使い意見を述べているのを読み、このような考えを持った母親に育てられた子供が、もし自分の子供と向かい合うような事があり、同じような言葉を子供に向けた時の子供の気持ちを想像すると、耐え難いものがあります。

どんなに私達が子供に「私達はどんな形であれ、父と母であり、他の家の家族となんら変わりはない」と常日頃から伝えていたところで、そのように他人から自分の出生について否定的な事を言われる事によって、Identity Crisisに陥るような事があるのなら元も子もありません。告知せずにいた方がいいのでは、と考えるようになりました。

話は戻りますが、サイコロジストからもらった資料の中で、「子供が提供で生まれた事に対し質問を投げかけてきた場合の返答例」というのが手元にありますが、やはり日本人の私の感覚と若干違うなという点もありますので、しゃぴろさんのおっしゃる日本のAIDの養育事例について、もう少し資料があればと私も思います。

告知について
まこ☆ -- 2011年03月18日 13:38:11

  前回、中途半端なレスになってしまい、申し訳ありません。

まずは、ちょっと気持ちを落ち着けまして(苦笑)、告知に関する私の立場を書かせていただきます。
私の考えも、しゃびろさんとほぼ同じなのですが、より「幼少時からの告知」を支持する立場です。
これは、少し状況は違いますが、自分自身が、長じてからのアイデンティティの再構築を経験したことも大きく影響しています。
それがどれだけ大変なことか、身をもって知っている、ということがあります。
(ただ、私は心理学や精神医学の専門家でもなく、生殖医療について特別の知識があるわけでも、当事者でもありませんので、あくまでも一つの意見としてお読みいただけたら幸いです)

私が何より重要だと思うのは、提供医療で生まれた事実を隠すことにより、事実を知ったときに子供が「自分の生まれを否定された」と感じてしまう、ということです。
また、前回ご紹介した冊子によると、AIDで生まれて幼少時に告知を受けなかった人が、真実を伝えられたきっかけとして、

1)親の離婚など、家族間の葛藤に際して
2)育ての親の死亡や、家族内に遺伝性疾患が発現したとき
3)子供自身が親との関係を不自然と感じて問いつめた

など、ある種の家族危機に直面したときが多いとのことでした。
問題は、こういった形で告知が行われると、ストレスや葛藤が何重にも重なってしまうということです。

また、家族内に秘密を抱えることで、親との信頼関係に悪影響が出る可能性も指摘されています。
親と似ていない点や、隠し事をしている緊張感が子供にも伝わり、不自然に感じられることもあるようです。
このように、一生真実を隠し通せる確証がない以上、やはり、早い時期の告知を検討する必要があるのではないかと思います。

なお、ドナーが誰かなどの、具体的な事実をありのままに伝えることが必ずしも大切とは思いません。
子供の年齢や理解力に応じて、必要があれば伝えるということでかまわないのではないでしょうか。
何よりも大切なのは、子供が自分の出生を、肯定的に捉えることができることだと思います。
親自身が自分の選択に自信を持ち、幼少時から子供に伝えることで、はじめから子供が、真実に則って自我を構築できるのが理想ではないかと思います。
「あなたとパパ(ママ)は、血はつながっていないけど、本当の親子だと思っている。あなたが生まれて親子になれたことを、心から幸せに思っている」というメッセージを、折にふれ伝えていくことではないでしょうか。
そうすることが、「血縁を超えた新しい家族のあり方」が社会に認知される第一歩になるのでは?と思っています。

以上のことは、あくまでも私の個人的な考えです。
もちろん、「知らせてほしくなかった」という声にも、耳を傾けるべきだと思います。
さまざまな状況がありますし、実際にお子さんに接していらっしゃる親御さんの判断に委ねることが最良だと思います。
さしでがましい意見かもしれませんが、ご参考になればと思いました。
なお、ご紹介した冊子は、告知の絵本と一緒に購入することができます。(冊子だけでも購入できると思います)


しゃびろさん…
貴重なご意見、情報をありがとうございました。
今回も、私が明文化できない思いを代弁してくださった気がし、なおかつもっと高度な見解をご教授いただき、なんというか、コメントすることが見つかりません(笑)。ほんとうにありがとうございます。
もっと色々なお話が聞きたいです。

精子提供経験者(親)の告知の本、探してみたいと思います。
またぜひご意見をお願いいたします。

しゃびろさんへ
まこ☆ -- 2011年03月17日 17:43:10

  レスをいただけて、とても嬉しいです。ありがとうございます。

>女性がもっと身体的生殖年齢にあったライフスタイルを営むことが可能となるために、必要だと思うこと。

>婚外子差別をなくすこと。(すでに半分違憲ですが民法上まだ残っている)
結婚制度の権威がもっと下がること。事実婚の普及。
シングルマザーがもっと子どもを育てやすい社会になること。
職場復帰が保障され、キャリアの途絶えが最低限になること。

>などが重要だと思います。

>また、女性のみならず、男性に対する教育が不可欠だと思います。

同感です。
婚外子差別が、まだ民法上残っているとは存じませんでした。
調べてみたいです。
教育の普及と、こういった制度上の改革とが、両輪そろわないと難しいですよね。


告知についてなのですが、AIDについての冊子に載っていた情報をご紹介したいと思います。

まず、日本を含む数カ国でAIDで出生した64名の方々を対象に行った意識調査では、73%の方が、「AIDの事実は幼少時に知らせるべき・遅くとも9歳までに」と回答しているそうです。
一方で、「人工授精という深刻な葛藤に直面したくなかった」と、告知に否定的な回答もあったようです。

この冊子には、当事者からのメッセージも紹介されていました。
AIDで生まれ、大きくなってから告知を受けた子供からのメッセージもありました。
「真実を知らされないことは、生まれを親からでさえ認めてもらえないことだ」
「私は、誰からも秘密にされる恥ずかしい子供なのか?」
これらの言葉は、告知を受けずに大きくなった当事者が直面するアイデンティティクライシスの最も重要な問題を、端的に表現していると感じました。


すみません、ちょっと時間がないので、続きはまた後日書かせていただきます。

ツバメ号さんへ
まこ☆ -- 2011年03月17日 16:44:37

  お返事ありがとうございます。

C-ボードの件、楽しみです。私もぜひ参加させていただきたいと思います。
もしよろしければ、CommunityのMail Friendのコーナーに、メールアドレスを登録してきましたので、直接やりとりができたら嬉しいです。

ちなみに、登録の際、「まこ」というハンドルネームを使われている方が他においでのようでしたので、急遽「まこ☆」に変更しました(^^;)

私が今のところ考えているのが、新しい家族観や、家族の多様性、民族や血縁を超えた家族のありようを、絵本のような形で伝えられないかな、ということです。
詩に絵をつけるような形で、子供から大人まで、すっと心に入っていくようなものが作れないかなあ…と。
難しくて、まだ構想を練っている段階なのですが。
ツバメ号さんのお話を聞くことで、ヒントがいただけるかもしれないと思っています。
お忙しいと存じますので、お時間のあるときでかまいません。ぜひぜひお話を聞かせてくださいね。よろしくおねがいします!

バジルさんへ
まこ☆ -- 2011年03月17日 16:17:16

  今回の震災に、あまりにも打ちのめされてしまい、投稿が遅くなってしまいました。
ごめんなさい。
この寒さの中、被災地の方々がどのような思いで過ごされているのか…
一日も早い復興を、心よりお祈りさせていただきます。

バジルさん、お返事ありがとうございます。
2歳、0歳ですか^^可愛いでしょうね。
お母さんは一番大変な時かとお察ししますが…(うちの子の年齢差と同じなのです。今5歳、3歳です)

「大自然に触れる」すごく大切な体験だと思います。
人間を超越したものの存在を身近に教えることは、人間形成に大きな影響があると思います。
私も自然や生き物が大好きで、それらの美しさに感動しながら大人になりました。
色々辛い経験をしても、どこかで達観できたのは、人間社会のできごとだけに囚われずにいられたからだと思っています。
子供たちにも、「世界はこんなに美しい」と教えてあげたいですよね。

そして、人種や民族や境遇や価値観を超えた、もっと大きな地平を、みんなで共有できる日が来るといいな、と思います。

告知について(私見)
しゃぴろ -- 2011年03月16日 16:42:24

  被災地の方々の一日も早い救援・復旧・復興を心からお祈りいたします。


まこさん、
こんにちは。

女性がもっと身体的生殖年齢にあったライフスタイルを営むことが可能となるために、必要だと思うこと。

婚外子差別をなくすこと。(すでに半分違憲ですが民法上まだ残っている)
結婚制度の権威がもっと下がること。事実婚の普及。
シングルマザーがもっと子どもを育てやすい社会になること。
職場復帰が保障され、キャリアの途絶えが最低限になること。

などが重要だと思います。

また、女性のみならず、男性に対する教育が不可欠だと思います。



バジルさん、フローレンさん、
告知について、別スレッドで主張したこともあり、
もっと早く投稿するつもりでしたが、昨今の状況下で遅くなってしまいました。
もうご覧になっていないかもしれませんが、投稿させていただきます。

まず、私は提供医療関係者、カウンセラー等々ではありません。
一民間人の意見(私見)ですので、全て無視していただいても全くかまいません。
「私が提供を受ける立場であったらこう考える」という内容の投稿とお考えください。


* まず、まこさんがご紹介された、提供医療関係者の方のご意見にまず賛成します。
提供を受ける場合、告知について真剣に(深刻に、ではないので念のため)考えるべきだと私は思っていますが、
現状の段階においては、全てのケースで必ず実行すべきだとは思いませんし、いろいろな意味で慎重であるべきだと思います。

その理由は、今の日本では提供医療に対する社会の理解・認知がまだまだ一般化されていないことを背景として、子どもの特性・性格や、親御さんの思考傾向、ご家族をとりまく人間関係や居住地域の地域性(重要)などによって、様々な変数が生じると思われるからです。
また、海外でも全ケースにあてはまるとされるセオリーは提唱されていないと思います。

従って、大前提として、何よりもご自身とお子さんの様々な状況を総合的にかんがみて、親御さん自身が判断する必要がある、ということがまずあると思います。


* 次に、それにもかかわらず、告知についてはなるべく早く考え始める方がよいのでは、と思っています。
というのは、幼年での告知を検討するなら、少しでも早く考え始めるにこしたことはないからです。
また、告知といってもその内容は多岐様々であり、どこまでをどのように話していくか、を様々な条件や状況にかんがみながら考えていかれるほうがよいと思うからです。

告知の進んでいる国では、早い年齢(3歳〜就学前あたり)での告知を推す意見が少なからずありますね。
また日本でも、養子への告知は以前はばらばらでしたが、養子縁組のケアに長年あたってきた民間団体の事例検証を踏まえる形で、幼年での告知が推奨されるようになった、という経緯があります。

その理由は、養子の場合、実務上の便宜(戸籍とか、学校行事とか)もありますが、子どもが自らの境遇を受け止め消化していくステップとしても、幼年で最初の告知を行うほうがスムーズにいく、と考えられるようになってきたからです。
(逆に、思春期でいきなり告知というのは一般的にもっとも難しいといわれています。うまくいっているケースもありますが。)
提供と養子は非なるあり方なれど、似ている側面もありますから、養子の育児の考え方が提供児でもあてはまる、という仮説を検討する余地は十分にあると思います。

いずれにせよ、実際に幼年での告知を行うかどうかは別として、幼年での告知はどのように行われているのか、について調べたり、考えをめぐらすことは、決して無駄ではない、と思います。
告知をしないと決めることはいつでもできますが、調べたり、考えたりするにはそれなりに時間が必要です。


* 次に、告知の実際については、どのように経験者が告知を行ってきたのか、といった事例をみていくことが一番参考になると思います。
ともかく、まずは告知の具体的なイメージが描けるようになることが第一ステップだと思います。

これに関して、先日、fine(不妊治療の)の方が、アメリカの精子提供経験者(親)の告知の経験を語った本を和訳した、という記事をみました。
(fine 提供 本 で検索できます)
また、これは想像ですが、英米の民間支援機関のようなところから、そうした告知の事例集のようなものを出しているということはありませんか。
調べてみる価値はあると思います。

なお、養子の事例をみていて思いますが、日本の告知の仕方に比べて、お国柄というか、アメリカの告知はかなりダイレクトトークな印象です。アメリカの告知の語り口がそっくりに日本に輸入可能かどうかは、一考の余地があると思います。
日本の養子の告知の事例集は、地域の児童相談所などにあります。気軽に貸してくれると思います。また家庭養護促進協会から購入もできます。

告知といっても、最初から生殖の話やドナーが誰かといった話まで全てするということではないですよね。
出自を知る権利の行使が、18歳や成人になって初めて可能になる法律も多いです。
話すべき内容は年齢に応じて変わってくるはずなので、そのあたりの勘所をつかむ、ということが何より重要だと思います。
そのためにも、いろいろな事例の様子を知ることがもっとも参考になるし、自分の場合に引き換えて考えていく素材になっていくと思います。


本来であれば、歴史の長いAIDの養育事例がもっとも参考になるはずですが、提供者が匿名であることや、歴史が長い分、また、現在は過去のやり方についての批判的検証の段階に入っているようにも見受けられるため、なかなか難しいということもあるかもしれません。
しかし、養育のあり方について建設的な研究を行っているグループがあるようならぜひ積極的に交流をもたれるとよいのではと思います。


なお、養子の場合、養子を引き受け、告知をし、成人するまでの間に、いくつか特徴的な行動がみられることが知られています。
これは子ども自身が自分の境遇を受容していくステップであると考えられますが、そうした事前知識のないままに、子どもの行動にいきなり直面すると、親は混乱します。
提供児についてもそのような事例があるのかないのか、私は分かりませんが、一応、心にとめておいてもいいかと思います。

おせっかいですみません。

心配です
ツバメ号 -- 2011年03月13日 02:24:16

  東北で今も救援を待っている人たちがいる。
そのなかでも、小さなお子さんやその親御さん、妊婦さんなどは、素早く津波から避難できたのか、またこの寒さの中、避難後も体調を崩さずにいられるのだろうかと、心配はつきません。

行方不明とされている方達のなるべく多くが、無事救出されることを心から祈ります。

多様化する家族を語り合う場を
ツバメ号 -- 2011年03月11日 12:12:50

  まこさま こんにちは

>ツバメ号さんのおっしゃっているような、多様化する家族についての認識や、
>血族を超えた家族観についての文化基盤を作ることから始めるべきなのかも
>しれないと、考えています。

賛同意見をいただいてとっても嬉しいです。

私もワーキングマザーでばたばたの日をすごしていて、実際にやりたいことと、やれることの差が大きく、その中でちょっとづつトライしているような感じです。

以前、自分は、これからできるであろうBABYCOMのC-ボードに、虐待問題を考える場を作りたいと書かせていただいた事があります。

その後、少し考えがかわりまして、虐待問題だけではなく、新しい家族のありかたを探り語り合う場をC-ボードに作れたらいいなと思っています。

また、「家族作り」とまで肩に力をいれずに、近所や親戚のおじさんおばさんの感覚で、施設の子供達のことを考えたり、近隣の親子の状態を考え語る場にしたいです。

最近、自分もしている少しづつのボランティア活動に、加わってくるお仲間には、独身の方もいます。「近所や親戚のおじさんおばさんの感覚」で、子供達と仲良く接することで、双方が癒されているようにも感じられます。

いろいろな方法で、次世代の子供達に繋がり関わっていくことは、人間にとって、とても有意義な事なのだと伝えていきたいなと感じています。

そんな活動を、まこさまと一緒に出来たら嬉しいです。

まこ様 フローレン様
バジル -- 2011年03月10日 14:34:59

  前回の私の投稿に頂いたご質問やご意見がそのままになってしまい、失礼しました。

まこ様

うちの子は上が2歳、下が0歳です。ですから、今は「あんぱんまん」のDVDがせいぜいで、一緒にNHKスペシャル等のDVDを観るのはずっと先の話です。家族そろってそういったものを観たり、大自然に触れながら「すごいね〜」って感動し合いたい、って思っています。そのような自然の偉大さ(場合によっては恐ろしさ)を知ることが、ひいては、アイデンティティクライシスも少しは緩和してくれるような気がしています。

可能であれば意見を閉ざさないこと。おっしゃる通りです。今は、ちょっと場を選びたいっていう気持ちです。


フローレン様

SNSの活用。そうかもしれないです。私は無精でSNSとは無縁の生活で、何たるものか分かっていません。親同士の会が欲しいと思いつつ気になるのは、どうやって当事者と確認できるのか、という点です。普通のSNS等バーチャルな世界ではその点が難しいのではないでしょうか。賛否両論が激しくある世界ですので、「同士」でないとなかなか安心できないと思います。
何か良い方法など教えて頂ければ嬉しいです。

私にできること
まこ☆ -- 2011年03月 8日 17:47:47

  すみません、ちょっと仕事が混んできました^^;
でも、前回のレスで、妙な引っぱり方をしてしまって申し訳ないので、手短に書かせていただきます。

まず、いくつかご報告があります。
フローレンさんのおっしゃっていた、告知の絵本、日本でも手に入るようです。
フローレンさんのおっしゃっていたものと同じものかどうかわかりませんが、イギリスの「MY STORY」を日本向けにした、「わたしのものがたり」という絵本です。
興味のある方は、「精子提供 告知 絵本」で検索してみてください。
巻末には、当事者の方の声も掲載されているそうです。

それから、私が騒ぎ立てるまでもなく、テレビ局は今、競って卵子提供についての番組を準備中だそうです。もうしばらくしたら、民放各局で特番が組まれるのでは?とのことでした。

それから、ご迷惑がかかるといけないのでお名前は伏せますが、提供医療についての研究に携わっておられる方から、今の卵子提供の現状についてお話をうかがうことができました。
その方は、まず当事者の心からの声を聞くことが、現時点での急務であり、法整備にせよ学校教育にせよ、それをふまえた上で慎重に進めなければならないとおっしゃっていました。
そして、今まさに、その作業を進めておられるところだそうです。
また、クリニックの待合室に、カウンセリングについてのチラシなどを置いたらどうかとお訊きすると、「でも、(周りの目があるので)当事者の方は、それを手に取れませんよね」とおっしゃっていました。
日本の当事者の方が、どんな思いで提供を受けられるのか…改めて胸の痛くなるお言葉でした。
やはり、社会の意識が変わる必要があるとおっしゃっていました。

これらの情報を得て、私は、事態が決して停滞しているわけではないこと、専門家の方や関係者の方々が、日々たゆまぬ努力を続けていらっしゃることに、勇気づけられました。


ツバメ号さん…
上記のような現状なので、卵子提供についてすぐに何か…というよりは、ツバメ号さんのおっしゃっているような、多様化する家族についての認識や、血族を超えた家族観についての文化基盤を作ることから始めるべきなのかもしれないと、考えています。

そこで、私に何ができるのかというお話ですが。
実は、私はイラストやデザインを仕事にしており、チラシ、パンフレットの制作に関しては専門知識をもっています。また、絵本という分野も、手がけてみたい表現の一つです。
このあたりのことで、何かお手伝いできることがあるのではないかと思っています。

そして、私に足りないものは何か?
まず、時間です。
立ち上げたばかりの事業があり、二人の幼児がおりますので、今回、スレッドを立ち上げたのは、本当に無謀というか、後先考えない暴挙というか…
正直申し上げまして、自分のキャパを大幅に越えています。
(私の拙い問題提議に、貴重なご意見をお寄せくださった皆様には、心より感謝申し上げます。おかげさまで、勉強の機会をいただき、漠然としていた方向性を定めることができました。ありがとうございます!)

それと、こういった問題に関する、知識も経験も足りません。
論文を読み込んだり、疑問に思ったことを調べる時間もなかなか取れません。

それでも、何かできないか?と考えてしまうのです。

ツバメ号さんは、おそらく、ご自分の目で、体で受け止めた現実を、社会に広く訴えたいというお気持ちをお持ちではないでしょうか。
虐待の件、乳児院の現状、そして、新しい家族観…
ツバメ号さんの訴えられたいことを形にするお手伝いができないでしょうか。
一緒に何か、できないでしょうか。(もちろん、営利目的ではなく)

仕事が忙しいことが多いですが、出来る範囲で、あせらず、少しずつ始めてみたいと思っているのです。

ツバメ号さんだけでなく、何か企画をお持ちの方がいらっしゃいましたら、一緒に考えてみませんか。

ツバメ号さん、ありがとうございます
まこ -- 2011年03月 7日 13:03:40

  ツバメ号さんの以前立てられたスレッド、いくつか拝見していました。
虐待や養子制度に対して、他人事としない真摯な姿勢に、いつも共感しておりました。
ツバメ号さんの問題提議は、私に内在する問題提議と共通するものが多いと思っています。
また、実際に児童相談所へ行かれたり、乳児院でボランティアをされたりと、ツバメ号さんの行動力とエネルギーを、心より尊敬しています。

今回も、机上の空論でなく、ツバメ号さんが肌身で感じられ考えられたご意見をいただけたと感じております。ありがとうございます。
ご意見に、全面的に賛同します。
ただ、このスレッドに寄せていただいた皆様のご意見から、教育現場でこういったことを取りあげるには、かなり道のりが遠そうだと感じています。

では、私たちに何ができるのか?ということを、本気で考え始めたところです。

以前ツバメ号さんがご自身のスレッドで、「虐待防止について考える、ネット上のフォーラムのようなものを考えている」といった記述をされていた記憶があるのですが、そういった試みが何かできないだろうか?と。


バジルさんの

> 卵子提供に必要なのは、親のネットワークと思います。例えバーチャルな世界でも当事者同士で心置きなく話が出来る場があれば、と。

というご意見を受けた、フローレンさんの

>そうですね、私もそう思います。
レシピエント同士でしか理解しえない事も多々あると思いますし、かなりプライベートな内容も含まれるかもしれないので、こういった公の掲示板よりも、SNS(mixiやFacebook等)でグループを作るとかした方がいいのでは…と思いました。

というご意見は、とても実現性の高いすばらしいアイデアだと思います。
ただ、私が行うには役不足で、やはり当事者の方や、もっと専門知識のある方の主導で進めるお話だと思います。

では、私にできることは何か…
少し長くなりますので、いったんここで終わらせていただき、後ほど続きを書かせていただけますか?
勝手なお願いですみませんが、ツバメ号さん、よろしかったら、もう少しお付き合いくださいね。

家族の多様化に対する知恵を
ツバメ号 -- 2011年03月 6日 04:16:14

  まこさま 初めまして ツバメ号と申します。

私が教育で必要だと思うのは、まこさまのお書きになった1から3までの、命や母体や出産や適例年齢などの医学的な事とともに、家族とは何か、そして家族の多様性についてだと思います。

欧米では、幼児番組にも養子の子供が出ていますし、専用グリーティングカードがあったりとか、とても暮らしに溶け込んでいます。また、連れ子のいる再婚などについても、日本よりオープンな雰囲気があるのではないかと感じられます。
また、地域のお年寄りを助けるために、一緒に住んだりすることもあるようです。

「共に暮らし、支えあうファミリーが多様化している」ことを、前提とした教育や文化があるように思います。

一方日本は、すでに家族の多様化・核化が進んでいるにもかかわらず、それを「どうとらえるか」というコンセプトがなく、現実のみが進んでいるように思います。

祖父・祖母・父・母・子ども達、で構成される家庭ばかりではないのに、それが家族の前提になりすぎている。

だからこそ、連れ子のいる女性と共に住む、若い男性が幼児への暴力に走ったり、となりの部屋の老人が亡くなったのに何ヶ月も気がつかなかったりする。
施設に子供が定員以上にいるのに、里親制度が普及しづらい仕組みになっている。

このような矛盾を解消するためにも、多様化していく家族のかたちに対応できる「知恵」「思いやり」「血族を超えた家族愛」というようなものを、学ぶ機会が合ったらよいように思います。
(女学生が将来は、シングルマザーになる確率だって、とても高いのが現実なのですから、そのような時の我が子への愛し方や女性としての生き方の注意点なども、少し知っていても良いだろうし。)

「卵子提供」も欧米の文化から発想された「卵の養子」なのですし、その背景となる「血族を超えた家族感」の文化基盤がないままに、技術が先行して伝わっていることで問題がむつかしくなっているように感じます。

フローレンさん、ありがとうございます
まこ -- 2011年03月 3日 15:35:36

  高校に託児所があるというお話は、私も聞いたことがありました。
こういった対応は、さすがというか、アメリカの素晴らしい部分ではないでしょうか。
日本だと、どうしても、「バックアップなんてとんでもない、そんなことをしたら、10代での妊娠・出産が増えて無軌道きわまりない」という方向に行きそうな気がします。
情報を与えて自覚を促すのではなく、臭いものにはフタ的な方向に…^^;


>あとやはり重要なのは、命の大切さ、重さについて学ぶ事でしょうか…。

生殖医療について学ぶ中で、こういった倫理面も学べると思うのです。
それが無理なら、科学技術に関する倫理教育の中で少しでも取りあげるとか…
今までの義務教育では、こういった部分に当てる時間が本当に少なすぎると思います。一番大切なことなのに。


>このように過去を文字にして振り返っていく上で、以前の辛い気持ちがよみがえってきたりはしていませんか?
もしそのような事があるようでしたら、どうか無理をせずに、今のご自分の現実の世界を最優先にして欲しいと思います…。

優しいお言葉に、思わず涙がこぼれてしまいました。
ありがとうございます。
私自身、なぜこの問題にここまでこだわるのか、自分を突き動かすものがなんなのか、不思議に思っていました。
でも、とにかく何かせずにはいられない、これは私自身の問題でもある、という感じがしてしまって…
そうですね、あまり焦らずに、マイペースで考えていきたいです。


>私は移植待ちの身ではありますが、ホルモン注射も無く、非常に緊張感の無い毎日を過ごしております (^^;

おお、いいですねー緊張感のない毎日(笑)…
リラックス、力の入らない姿勢は、何をするにも大切なことだと思います。
特に、妊娠・出産には、緊張は禁物です^^
心安らかな日々を過ごされますよう、お祈りしております。

クールダウンさん、ありがとうございます
まこ -- 2011年03月 3日 10:43:20

  ご家族のお加減はいかがですか?
我が家も、一人回復するともう一人が別の風邪をもらってくる、という感じで、なかなかすっきりしません^^;

またまた詳しい情報、ありがとうございます。
私もあれから、文部科学省のHPなどのぞいてみたのですが、性教育に関する記述は、ほんの少ししかありませんでした。
そして、実施する際に留意すべきこととして、

1) 発達段階に即した内容であること、
2) 教育的に価値のある内容であること、
3) 家庭・地域の理解が得られる内容であること

という記述があり、特にこの3)の部分が、生殖医療を教えるに当たって難しい部分なのだろうなと思いました。
審議会情報も見ましたが、科学技術に関しての答申は盛んに行われているようですが、生殖医療についての記述は皆無でした。
法整備もできていない現状では、当たり前かもしれませんが…

あとは、平成16年のソウル大学でのクローン胚の研究で、研究員からの卵子提供の事実があり、それを隠蔽していたこと、また、無償ボランティアからの提供と言っていたのに、実は補償金が支払われていたことに関する、生命倫理・安全対策室の議事録の資料があったのみで、生殖医療を今後どう扱って行くかについては、情報を見つけられませんでした。
(私の探し方が悪いのかもしれません、何か見つけられた方がおられましたら、ご教授ください)


>このように、教育の世界では、生徒をどのように導くかについて、性に関わる部分でも20年とたたないうちに真逆の方向へ流れたり、自治体の首長によって教育方針が真逆であったりと、混沌とした状況にあると言えます。

ジェンダーフリーにまつわるお話には、正直びっくりいたしました。
それほどまでに、現場での統一が取れていないとは思いませんでした。
お話を伺っていると、学校教育でこのテーマを取りあげることが、ますます難しく感じられてきますね。
やはり、テレビやインターネットなどのマスメディアに期待する方が、話が早い気がします。


>ちなみに、このテーマで小論文を書かせたました。このテーマを提示した所、「先生、そんなことできるんですか!」「えー、お金は払うんですか?」「姉妹同士ですか?プロの人に頼むんですか?」と何も言わなくても疑問を持ってくれて質問をぶつけてきました。

やはり、生徒さん自身にとっては、関心の強いテーマなのですね。
ちなみに、生徒さんが書かれた小論文の内容は、いかがでしたか?


難しいことでしょうが、今後、生殖医療で生まれたお子さんを、社会的に受け入れて行く必要を考えても、学校教育で教えるべきという考えは変わりません。
また、若い世代がこういった知識を共有することで、長期的に見て、少子高齢化の問題を解決することにもつながると思います。
少しずつでも、何かできることがないか考えてみたいです。
クールダウンさんのような先生の存在は、私にとっては希望の光です。
ぜひまたご意見をよろしくお願いします。
ありがとうございました。

感想です
フローレン -- 2011年03月 3日 07:28:16

   教育の現場も急激に変わる社会の流れについて行っていけてないのかなというのが、クールダウン様の投稿を読んでの感想でした。
世の中の流れに合わせて、それジェンダーフリーだ、やっぱり止めようとか、それでは子供達も混乱するばかりだと思います。

さらだ様の投稿の中でもありました

> そして高齢出産と同じくらいの比重で、低年齢出産のデメリット(メリットはあるのかな?)も教えていくべきだと。

米国の話で恐縮なのですが、こちらの一部の高校では託児所があります。
宗教的な理由もありますが、若くして妊娠した女の子達は堕胎ではなく産む事を選びます。
こういった決断が出来るのも、社会全体の受け入れ態勢が整っているからだと思います。
(養子に出すという選択ももちろんあります)
このようなバックアップがある程度整った状況であれば、学生で出産しても、後々充分に自分のキャリアを築いていけるのでは、と思いました。
これが低年齢出産のメリットに繋がっていくのではないでしょうか。
ただ身体的にまだ子宮や卵巣が未熟であるような事があれば、それは非常に大きな問題となりますので、これは専門家のお話を聞きたいところでもあります。

最近ティーンエイジャーで子供を生む=格好いい という風潮があるようで、そのようなライフスタイルを追ったリアリティ番組もあります。
これはさすがにどうかと思いますが…。

あとやはり重要なのは、命の大切さ、重さについて学ぶ事でしょうか…。

高齢出産や提供医療の話からだいぶ逸れてしまいまして、すいません。


まこ様

 ご自身が辛い経験をなされたとの事。恐らく想像に絶する悩みや葛藤と戦われてきたのだと思います。
ご自分の体験を通して他の方とはまた違った視点から、興味深い考察を述べられている理由が少し分かったような気がします。

このように過去を文字にして振り返っていく上で、以前の辛い気持ちがよみがえってきたりはしていませんか?
もしそのような事があるようでしたら、どうか無理をせずに、今のご自分の現実の世界を最優先にして欲しいと思います…。

これから寒くなったり暖かくなったりしながら春になっていくのでしょうね。
気温の変化が激しいのも体調を崩しやすい原因のようですので、ご家族共々、皆さん元気に桜の季節を迎えられますように。
私は移植待ちの身ではありますが、ホルモン注射も無く、非常に緊張感の無い毎日を過ごしております (^^;

高等学校の現状2
クールダウン -- 2011年03月 2日 13:54:48

  ご家族の方のおかげんいかがでしょうか。うちも皆、違う種類の風邪をひいています。

お礼が遅れてしまいましたが、先だってはお返事をありがとうございます。一政令指定都市の公立高校で起こったこととして書いてみました。

こちらを読ませていただいているうちに、さらに思い出したのが、国や自治体による教育の方向づけです。一時期、とある組合によってジェンダーフリーをかなり曲解した、異常な男女平等主義に基づく指導が一部の学校で行われました。思春期の男女を同じ教室で着替えさせるといった、ジェンダーの意味を履き違えた指導を推進してしまったのです。全ての学校で行われることはなかったのですが、生徒に尋ねたところ、「うん、同じ部屋で中3まで着替えてたよ」と言っていましたので、実際に一部で行われていたようです。

その反動か、今度はとある自治体を中心に、ジェンダーフリーを悪者扱いする流れが生じました。男女の区別が必要だと。ただ、この「区別」もまた行き過ぎた解釈がなされ、「女には女の役割がある」「男と同じことができると思う方が間違い」「女にしかできない妊娠出産に全力を注ぎ、働くのは男に任せるべき」という戦前を彷彿とさせる考え方が、教育委員の口から飛び出すようになりました。一部自治体では、公立学校でジェンダーフリーの言葉を一切削除せよとのお達しが出ています。

このように、教育の世界では、生徒をどのように導くかについて、性に関わる部分でも20年とたたないうちに真逆の方向へ流れたり、自治体の首長によって教育方針が真逆であったりと、混沌とした状況にあると言えます。生殖に限って言えば、純潔教育こそ「美しい日本」を取り戻す最善の策と考える先生もいれば、子宮を借りて産むことをテーマに取り上げる教師もいるわけです。後者には私も含まれます。ちなみに、このテーマで小論文を書かせたました。このテーマを提示した所、「先生、そんなことできるんですか!」「えー、お金は払うんですか?」「姉妹同士ですか?プロの人に頼むんですか?」と何も言わなくても疑問を持ってくれて質問をぶつけてきました。

しかし、この方法は、前回も書きましたようにその方法で生まれた子が増えてくれば、なかなか取り上げにくくなりますし、そもそも、性に保守的な都道府県や、保守的な先生のクラスではとんでもないこととして私は問題教師扱いされることでしょう。上記の小論文を書かせる時も、担任の先生の許可を仰いでから実施しました。

前回投稿させていただいた内容と、言っていることはほぼ変わらないのですが、教師による考え方の違いのみならず、都道府県によっても違いがあることを追記したくて投稿いたしました。

さらださん、ありがとうございます
まこ -- 2011年03月 1日 11:57:59

  ご意見、ありがとうございます。

>学校の教育では、出産適齢期と高齢出産のメリットデメリット中心で十分だと考えます。高齢出産のデメリットの中に、さまざまな不妊治療があるけれど、必ず実るとは限らず心身や経済面の負担が大きいということを含めて。そして高齢出産と同じくらいの比重で、低年齢出産のデメリット(メリットはあるのかな?)も教えていくべきだと。

そうですね、それだけでも、教えるのと教えないのでは大違いですよね。
私自身、不妊治療のことなど何も知らずに、うかうかと出産適齢期を過ごしてしまいましたから。もし知っていたら、人生設計が大幅に変わったかもしれません。

私は、今後、提供医療で生まれた方が当たり前に存在する社会がやってくると考えており、そういった方への偏見を防ぐためにも、正しい知識の習得が必要と考えているのですが、なかなか難しそうですね。
まずは、さらださんのおっしゃるような実際的な知識を教えるのが急務かと思います。


>また、障害児について詳しく教育するのはデメリットにしかならないと考えます。何歳で出産しても知る限りの親族に障害児がいなくても、健常児が生まれる確率は100パーセントではありません。
無駄に出産への恐怖を植えつけるだけのように感じます。

これは難しい問題ですが…「こういったことも、存在するのだ」ということは、教えておいたほうがいいのでは?と思います。
誰にでも起こりうる問題ですから、倫理面も含めて。

私は、トピ文に書いたような内容を、女性のライフサイクルを考えるためという目的はもちろん、社会共通の認識を高め、偏見を防ぐために教える必要があると考えているのですが、教え方によっては、逆に偏見を助長したり、さらださんのおっしゃる

>生殖医療を詳しく教えることは、出産適齢期を過ぎても治療さえすれば簡単に出産できる方法があるとの誤解を与えかねません。

といった事態を招きかねませんね。
やはり、生殖医療について教える場合は、マイナスの情報もしっかり教えるべきですね。
「決して簡単ではなく、こんなに問題もあるのだ」と。

参考になりました。ありがとうございます。

フローレンさん、ありがとうございます
まこ -- 2011年03月 1日 11:30:14

  お返事が遅くなってすみません。今、確定申告でバタバタしておりまして…(青色申告なので大変です^^;)

>サイコロジストの話によれば、告知するのであればやはり小さいうちから告知するのが好ましい、との事でした。

そうですよね。
自我の形成の最初の頃から始めないと、あとから自我構造を組み替えるのは大仕事ですから…。
私事ですが、私自身、成人してからこの作業を行い、とてもとても大変な思いをしました。今まで信じていたことが、根底から覆るのですから…。
(私自身は養子でもなく、提供医療で生まれた訳でもありませんので、ちょっと事情は異なると思いますが)


>こちらでは自分がどのような形でお父さんとお母さんの子供になったか、といった子供用の絵本も売っていますので、小さい頃から読み聞かせたりするのもすすめておられました。

絵本があるなんて、素敵ですね。どんな内容なのか、ぜひ読んでみたいです。
日本でも入手できるのか、調べてみたいと思いました。

優しいお言葉、嬉しかったです。ありがとうございます。
フローレンさんのお体の調子はいかがですか?
どうか大切にお過ごしくださいね。
(日本は今寒の戻りで、とても寒いです^^;)

学校教育
さらだ -- 2011年02月28日 00:13:18

  学校の教育では、出産適齢期と高齢出産のメリットデメリット中心
で十分だと考えます。高齢出産のデメリットの中に、さまざまな不妊治療があるけれど、必ず実るとは限らず心身や経済面の負担が大きいということを含めて。そして高齢出産と同じくらいの比重で、低年齢出産のデメリット(メリットはあるのかな?)も教えていくべきだと。

生殖医療を詳しく教えることは、出産適齢期を過ぎても治療さえすれば簡単に出産できる方法があるとの誤解を与えかねません。
卵子提供と代理出産は賛否両論ある治療方法です。特に女の子は
希望する立場になるかもしれませんが、逆に希望される立場になるかもしれません。否定はできませんが、肯定してどんどんボランティア精神で卵子提供や代理母をやってあげましょうと推奨できるほど簡単なことでもないと思うのです。

また、障害児について詳しく教育するのはデメリットにしかならないと考えます。何歳で出産しても知る限りの親族に障害児がいなくても、健常児が生まれる確率は100パーセントではありません。
無駄に出産への恐怖を植えつけるだけのように感じます。

未来の女性たちに、描いたライフサイクルの中でも特に出産は、
適齢期以外に予定していると思わぬ困難に苦しむ可能性があることを知って欲しいと思っています。

まこ様、バジル様
フローレン -- 2011年02月26日 13:34:59

  まこ様

サイコロジストの話によれば、告知するのであればやはり小さいうちから告知するのが好ましい、との事でした。
(様々な家庭環境があり、それぞれ事情もあると思いますので全員が「絶対告知すべきだ!」とは思っていません)
こちらでは自分がどのような形でお父さんとお母さんの子供になったか、といった子供用の絵本も売っていますので、小さい頃から読み聞かせたりするのもすすめておられました。

まこ様のおっしゃる「出自を知る権利」は守られるべきであると、私も思いますので、米国も少しずつでも変わっていくといいなと思っています。

それから今更ですが、提供を受けた側の気持ちを汲み取った、言葉を選んだ発言をして頂いている事に感謝致します。
これらの件に関してのドキュメンタリー番組、いつか実現するといいですね。

バジル様

はじめまして。

> 卵子提供に必要なのは、親のネットワークと思います。例えバーチャルな世界でも当事者同士で心置きなく話が出来る場があれば、と。

そうですね、私もそう思います。
レシピエント同士でしか理解しえない事も多々あると思いますし、かなりプライベートな内容も含まれるかもしれないので、こういった公の掲示板よりも、SNS(mixiやFacebook等)でグループを作るとかした方がいいのでは…と思いました。

皆様どうぞ、よい週末をお過ごし下さい。

バジルさんへ
まこ -- 2011年02月24日 10:49:51

  経験者のご意見、ありがとうございます。
やはりこの件に関しては、経験なさった方でないと見えない視点がたくさんあると思いますので、レスをいただけて感謝に堪えません。

>このような教育は、学校に任せなくて良く、家庭で行えば良いのではないでしょうか。価値観も多様な世の中なので、一定の評価がない事項について、中立を守りたい学校にはハードルが高いと思います。むしろ、様々なニュースや本、あるいはドラマなどをきっかけに、親子で話をしつつ、伝えたいことを伝えれば良いと思います。

そうですね。確かにトピ文に書いた内容は、学校教育では難しい部分があるかもしれませんね。
ただ、各家庭で、どれだけ教育ができるのかなと思います。
経験者でない限り、まず親自体に知識がないのが現状です。
また、知識がないがゆえの、偏見に満ちた教育が行われる危険もあります。
まず、社会共通の認識を高めるための方策が必要ではないかと思うのです。
そういう意味で、バジルさんのおっしゃる「ドラマ」や、「NHKスペシャル」などのテレビ番組の力は期待できるのかも、と思いました。
(私は科学系ドキュメンタリー番組の制作会社にツテがあるのですが、どなたか制作費を出してくださらないかな(^^;)と思ってしまいました)
インターネット含め、多数が目にするメディアが、この問題をまじめに取りあげるようになれば、人々の意識も変わって行くかもしれません。

>私は卵子提供で男女1名づつを授かりましたが、人類の歴史、生命・人体の不思議、等々、一緒にDVDを観たりして話をしたいと今から思っています。あと、女の子には、女性のライフワークバランスは色々話ししたいです。押し付けになってはいけませんが、自分に合った仕事を早く見つけ、精神的・経済的に自立しつつ、早めに結婚・出産して欲しいです。女子大生と仕事で関わりをもっていましたが、女子教育って非常に大切なんではないかと思います。

お子様は、おいくつになられたのですか?
こういった教育を、各家庭ができれば理想的ですよね。お子さんとこんな話ができるご家庭、素敵だなと思います。
やはりこういった視点は、バジルさんご自身が、卵子提供を受けるにあたって色々悩まれ、考えられ、勉強されたからこそ獲得できたものだと思うのです。
素晴らしいお母様だと思います、尊敬いたします。

>卵子提供に必要なのは、親のネットワークと思います。例えバーチャルな世界でも当事者同士で心置きなく話が出来る場があれば、と。

そうですね、日本にもAIDで生まれたお子さんの自助グループはあるようですが、卵子提供の当事者(親)のネットワークはどうなのでしょうかね。
早急にそういった場ができるといいですね。

>最近、このVOICEで卵子提供を紛糾するような投稿が多くみられ、残念です。経験者が出て来づらいです。

お察しします。
もともとこちらは、バジルさんのような方々の、貴重な情報交換の場だったはずです。
色々と悩まれ、精神的にデリケートになっている状態の当事者が、情報や共感を求めて訪れたこのサイトで、批判の言葉を目にするのはお辛いことだろうと思います。
でも、もし可能なら、ご自身の選択に自信を持って堂々と投稿されるべきだと思います。
私が憂慮しているのは、社会全体がこういった雰囲気になってしまうことです。
それを防ぐためにも、当事者の方が声を上げて行かれることは、大切なことのように思います。

たいへん興味深く読ませていただきました、ありがとうございました。
ぜひまた、ご教授をお願いいたします。

フローレンさんへ
まこ -- 2011年02月23日 15:35:58

  温かいお気遣い、ありがとうございます。
家族全員、元気になりました。ご心配おかけしました。

お返事、ありがとうございます。
>非配偶者間によるIUI,IVFで生まれた子供や、養子縁組の子供たちが自分たちの「生物学的な親」を知る権利を守ろうという団体を作り、ドナーを登録制にし、それを一括で管理する施設を設けようという働きかけを政府に対し行っている、とどこかのニュースサイトで読んだ事があります。

私は、子供の「出自を知る権利」は守るべきだと考えていますので、こういった仕組みが法的に整備されるといいなと思います。
ベビーコムさんの公開してくださったガイドラインを見ると、日本の専門機関も、
「卵子提供は匿名ドナーのみ認める」といった方針を掲げるところがいくつかありました。
子供がアイデンティティを確立するうえで、生物学上の親についての情報は、あった方が望ましいと思います。
匿名制を廃すると、フローレンさんのお話にもあったように、ドナーが激減するのかもしれませんが…なんとかならないのでしょうかね。


それと、フローレンさんが疑問に思われている点、非常に興味深く拝読しました。
これは、大規模な追跡調査を行うべき現象ではないでしょうか。

>この違いは一体何だろうと、私は強く疑問に思います。
告知の時期か、方法なのか、家庭環境か、それ以外に何か子供達を深い闇に陥れる引き金になる事があるのなら、是非知りたいです。

同感です。
私がひとつ思いつくことは、人間が成熟の過程で自らのアイデンティティを確立していくときに、「提供医療で生まれた」という事実に対して、本人がどのような意味付けを行ったか、によるのではないかということです。
もちろん、まわりの環境の影響は大きいと思いますが、こればかりは、まったく同じ条件であっても、各人によって千差万別の解釈が可能ですから。
またそれが、人間の「個性」というものですし、同じ現実に「希望」をもつことも、「絶望」することも本人次第です。
ですから、本人が自らの出自を肯定し、健全なアイデンティティを築き上げる手助けをする第三者が必要だと思うのです。
同時に、こういった違いを生み出す要因がなんなのか、心理学上の研究も行われるべきだと思います。

大変重要な視点をご教授いただき、ありがとうございました。

卵子提供経験者です
バジル -- 2011年02月23日 15:01:01

  まず教育に関しては、トピ本文で書かれているのは、ちょっと行き過ぎ、というか、高度に盛りだくさんで「今の学校にそんな期待できるのかな?」と思いつつ拝見していました。現職のクールダウンさんの投稿を拝見して、やっぱり、と感じます。

このような教育は、学校に任せなくて良く、家庭で行えば良いのではないでしょうか。価値観も多様な世の中なので、一定の評価がない事項について、中立を守りたい学校にはハードルが高いと思います。むしろ、様々なニュースや本、あるいはドラマなどをきっかけに、親子で話をしつつ、伝えたいことを伝えれば良いと思います。

私は卵子提供で男女1名づつを授かりましたが、人類の歴史、生命・人体の不思議、等々、一緒にDVDを観たりして話をしたいと今から思っています。あと、女の子には、女性のライフワークバランスは色々話ししたいです。押し付けになってはいけませんが、自分に合った仕事を早く見つけ、精神的・経済的に自立しつつ、早めに結婚・出産して欲しいです。女子大生と仕事で関わりをもっていましたが、女子教育って非常に大切なんではないかと思います。

フローレンさんが挙げられたアイデンティティクライシスについては、私も興味をもっており、これからの課題です。私自身は、(精子提供は良く知りませんので)卵子提供を悲劇のように捉えられる方が多いようで、困惑しています。生や人生の考え方の違いかと今のところ考えています。

卵子提供に必要なのは、親のネットワークと思います。例えバーチャルな世界でも当事者同士で心置きなく話が出来る場があれば、と。

最近、このVOICEで卵子提供を紛糾するような投稿が多くみられ、残念です。経験者が出て来づらいです。

疑問点と教育
フローレン -- 2011年02月23日 04:53:16

  まこ様、ご家族のお体の具合はどうですか??
どうぞ、無理なさらずにお過ごし下さいね。

> アメリカでは、このことを問題視する声があがっているのではと思いますが、今後何か対策がとられる見込みはあるのでしょうか?

問題視する声がは一部であがっているようです。

非配偶者間によるIUI,IVFで生まれた子供や、養子縁組の子供たちが自分たちの「生物学的な親」を知る権利を守ろうという団体を作り、ドナーを登録制にし、それを一括で管理する施設を設けようという働きかけを政府に対し行っている、とどこかのニュースサイトで読んだ事があります。

私が疑問に思う点は、上記のような状況で生まれ、育った子供達でも全員がIdentity crisisに陥っていない、という事です。
「どうしても自分の産みの親と会いたい」、「提供者に会いたい」、さらに興味深かったのは、海外の掲示板ですが自分の生物学的な親(精子ドナー)に対し、非常に強い怒りをあらわにしている方もいました。

一方で、「自分の両親は後にも先にも今目の前にいるこの2人だけ」、「私の“親”は、生まれた時から私を育て、愛し、叱って、泣いてくれた、今現在一緒に住んでいる“親”だけ」、「誰から生まれようと、私は私でしかあり得ない」、「産みの親や生物学的な親には特に会いたいとは思わない」…という子供達。

この違いは一体何だろうと、私は強く疑問に思います。
告知の時期か、方法なのか、家庭環境か、それ以外に何か子供達を深い闇に陥れる引き金になる事があるのなら、是非知りたいです。

クールダウン様の投稿も興味深く拝見させて頂きました。
日本はまだまだ「性」に関してオープンに語る事は、恥ずかしい事とされているのかなと感じました。
それでもクールダウン様のように、身近な所からできる事をしていこうという姿勢にはとても尊敬致します。

やはりこの年頃って、あからさまに「性」に関して学校の先生や親に聞けるものでもありませんよね。
なので助産婦さんや、産婦人科の先生の現場の声を聞けるというのはとても貴重な経験になるのではないでしょうか。
受講した生徒さん達の心の中に何か感じる事があり、それが将来彼らの道標になったら良いなと思います。

 
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