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母乳●おっぱいはダンスのステップを覚えるように●おっぱいのあげ方 ●おっぱいをあげるタイミング ●げっぷ おっぱいのお手入れ 働きながらの母乳育児(体験談) ダイオキシンと母乳の問題 おっぱいはダンスのステップを覚えるように
「人間の赤ちゃんには、人間の乳」とよく言われます。とくに初乳(生後数日間に出る黄色っぽい乳)は、栄養価が高く、病原菌に対する免疫を含み、胎便を出す働きがあるともいわれています。
「おっぱいはダンスをするように、相手と練習を重ね、熟練していくもの」とも言われています。母と子が互いに初めての経験ならなおさら、初めからうまくステップが踏めるというわけにはいきません。練習と鍛練が必要です。
しかし、あきらめるのは、まだ早い。退院して、出産した施設で産後のおっぱい指導が受けられない人でも、おっぱいマッサージをしてくれる助産師が地域に必ずいます。助産師は、おっぱいの強い味方。出なくて困っているときも、出過ぎてパンパンに腫れてしまったときにも、助産師(babycom助産師情報)に相談してみましょう。マッサージをしてくれたり、湿布のし方を教えてくれます。
おっぱいのあげ方
おっぱいは左右、交互にあげます。片方だけあげていると、もう片方が出にくくなってしまいます。右からあげ始め、途中でタイミングをみはからって赤ちゃんを乳首から離し、赤ちゃんを抱きかえて、左をあげます。次のおっぱいの時間には、左からあげ始めましょう。
おっぱいをあげるときの姿勢にルールはありません。まず、母親が疲れないように、工夫しましょう。椅子に座って上げるときには、ひざの上にクッションなどえお乗せ、その上に赤ちゃんをのせて高さを調節すると楽になります。母親の足の下に足台をおいて、ひざの高さを調節することもできます。
おっぱいをあげるタイミング
泣いたらあげる。これが原則です。赤ちゃんが泣くには、それ相当の理由があります。だいたいはおっぱいであることが多い。赤ちゃんによっては、寝かせるとすぐ泣くという子もいます。そういう赤ちゃんは1日中抱いていなければならないこともあります。それができるのであれば、1日抱いているしかありません。でも、そのうちどんな赤ちゃんでも、飲むタイミングはつかめてくるし、赤ちゃんも落ち着いてきます。
げっぷ
赤ちゃんは、おっぱいといっしょに空気も飲み込んでしまいます。おっぱいを飲んだあと、そのまま横に寝かせてしまうと、飲んだ母乳を戻してしまうことが多い。そこで、おっぱいのあと、親の肩の上に赤ちゃんのあごをのせるようにして、赤ちゃんを縦抱きにします。そして、赤ちゃんの背中を下から上にゆっくり優しくなでます。そのうち、「ゲ〜ップ」と空気が出てきます。
げっぷはお父さんにもできる。おっぱいが終わったら、お父さんにバトンタッチしてげっぷさせてもらいましょう。なかなか楽しいものです。
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