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おっぱいのお手入れ
助産師 桂真由美さん(sj0015)からのアドバイス
おっぱいのお手入れはどのように?
乳房は授乳のたびに自分で手入れする必要があります。 手入れさえきちんとできていればトラブルの心配はありません。
SMC式自己マッサージ法という自分でできる簡単なマッサージがあります。
授乳の前に軽く行い、母乳の出をよくします。授乳後まだ母乳が残って乳房が重いようでしたらマッサージを行い、搾乳をします。
搾乳は方法を間違えるとおっぱいをいためてしまいますので注意が必要です。搾乳はおっぱいがある程度軽く
なるまで行ってください。そして次の授乳までお休みします。ただし、赤ちゃんが3、4時間以上寝ていて授乳をしない場合はマッサージし少ししぼっておきましょう。
おっぱいが溜まりすぎたり少し痛くなったり、熱が出るようでしたら脇を冷やしましょう。
マッサージの方法
1.基本的にはおっぱいはもんではいけません。
おっぱい全体を付け根からはがし、ずらすことが大切です。
2.第一法として脇から中央におっぱいをずらします。
第二法として斜め下から上へずらします。
第三法として真下から上へずらします。
どの方法も両手を使い、ゆっくり大きく行います。
これを何度か繰り返し搾乳をします。
搾るときは乳輪の奥を押します。
おっぱいっをもんだり押したりしても傷つくだけです。
3.マッサージのしすぎはかえっておっぱいに刺激を与えてしまうので注意。
熱が出て乳腺炎になると大変。
大変ですががんばって。
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