９８歳の祖母が昨日深夜永眠いたしました。生涯病気せず、老衰でした。
祖母は明治生まれで、教師をしていたのですが、自営業のおじいちゃんと結婚し教師をやめ、嫁ぎ先の商売を手伝っていました。働きながら5人の子供を（全員女！！）産み育て、おじいちゃんが先に逝った後も、働き続け８０歳までお店で働いていました。
晩年は認知症になってしまいましたが・・元気なころは、女に定年はないよ〜なんていいながらお店で働いてましたっけ。
母は祖母の仕事が忙しく、幼稚園にも路線バスをつかって一人で通園していたとのこと（いまでは考えられないですが）みんな女性だったというのもあるみたいなんですが、家事、炊事など自主的に手伝いをしていたみたいです。いつも仕事仕事といってた祖母が、私が小さいとき母が風邪で寝込んだとき遠路はるばる助けに来てくれことを今でもハッキリ覚えています。いざってときはやっぱり母なんだな・・って。
今自分がＷＭとなり、きっとおばあちゃんは大変だっただろうなと改めて思うのです。今でこそ、ＷＭは増えていますが昔はまだまだ少なかったことと思います。あるとき、おばあちゃんが「私も子供の運動会に行ってみたかった」といっているのを聞いたことがあります。きっと仕事と家庭（子育て）でいろんな葛藤、思いがあったこと思います。昨夜もみんなでおばあちゃんがんばったよねと口々にいってました。
ＷＭの大先輩として、安らかに眠ってくれるようお祈りしたいと思います。

長々とスミマセン・・なんか書きたくなったので。