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【妊娠出産】誕生死 〜 その後
まじょこ -- 2008年10月17日 17:10:34

小1の息子をもつ技術系正社員のWMです。
こちらでは息子が1才のころから度々お世話になり、いつも勇気と力をいただいてきました。

タイトルにもあるとおり、私は昨年6月に二人目の子どもを17週で死産しました。
その時に「誕生死」というタイトルで立てさせていただいたスレッドに多くの方から本当に温かいコメントをたくさんいただきました。
誕生死という非情にデリケートな事態において、身内や親しい友人にさえなかなか理解してもらうのが難しい感情を、こちらで多くの方に受け止めて頂き、悲しみを共有していただいたことは、当時の私にとってなによりありがたいことでした。
そしてあの時皆様からいただいた言葉の一つ一つが、その後の私の歩みにとって本当に大きな大きな存在となりました。
今回、再び全くの私事でスレッドを立てさせていただきましたのは、温かく包んでいただいた方々へどうしてもご報告したいことがあるからです。

実は、今年に入って夫が転職、春には息子の卒園と入学、私自身はいろいろ考えたあげく現職を続けながら全く畑違いの分野を目指して通信制大学への編入するという大きな環境の変化の渦中に、妊娠がわかりました。

その後息子の入学にまつわる相談などで何度かこちらにも来させていただいてきましたが、あえて今回の妊娠については何も触れないでいました。

とにかく、また喪うのではないかという不安はいつもどんな時も拭い去ることはできず、そのせいか3度目の妊娠の中で一番心身ともに大変なマタニティーライフとなりました。つわりもきつく、春から夏にかけては寒気や頭痛との闘い、前置胎盤・分葉胎盤との診断、安定期に入ってからも切迫早産で自宅安静など、大学病院での検診に行くたびに不安要素を指摘され、イライラして家族に当たったり泣いてばかりいました。
私たちの事情を知ってくれている身近な友人の中には、妊娠の報告に手をにぎって涙してくれた方も何人もいました。しかしやはり、いつも付きまとう不安から、親友にさえもなかなか報告することをためらっていました。

そして今、正産期に入ることができ、やはりこちらでもきちんとご報告したいと思い、こうしてスレッドを立てさせていただきました。

今お腹の中で元気に待ってくれている子が、お空に還っていったあの子なのか、それともあの子が送り出してくれたきょうだいなのか、その答えは私たち家族の中にもいまだありませんし、これからもおそらく正解はないのでしょう。

正直に告白すれば、圧倒的な悲しみと怒りの渦中にあった時に、息子と共にあの子のところへ行こうとしたこともあります。
非情に不謹慎な発言かもしれませんが、そういう意味で追い詰められて我が子に手をかけてしまう事件の母親の気持ちがよくわかる面もあります。
それでも私が現在ここに至るまで来られたのには、私なりにいわゆる「喪の仕事」というプロセスを辿ってきたためではないかと思います。時にはカウンセリングなどの力も借りてきましたし、もちろん多くの方々の温かさにも支えていただいたことはいうまでもありません。

流産・死産によって我が子を喪うという圧倒的な悲しみを前にした時、特に「子を産む女性としての自信に加えて生きる自信そのものが根底から揺らいでしまった」という状態にあります。
そこから自分なりの時間をかけて再びゆっくりと歩み始め、行きつもどりつの大小の波を繰り返しながら、自分なりの文脈での「物語」を作る事で、あの子の命の存在を自分の内部に確かに感じつつ、これからもずっと生きてていくのだと思います。
決して悲しみを乗り越えたわけではないのです。あれから1日も絶やすことなく花を飾り、あの子の存在とともに家族として一緒に生きているという感覚です。夕日や月や星を見てはあの子を想い、山に登れば少しだけあの子に近くなった気がしてみたり、新しい車は家族全員一致で空色のパノラマルーフ付きを選びました。「千の風になって」という歌と似たような感覚でしょうか。

そして決してすんなりとはいきませんでしが、家族の生活も昨年とは一変しました。
今、毎日のように家族で夕食を囲むことが出来る幸せ、休日に一緒に出かけたり買い物が出来る幸せ、大小の困難に出会った時にも夫婦で力を合わせて乗り越えられる幸せ・・・激務で人が変わってしまったと思っていた夫はすっかり元の朗らかでのんびりした性格を取り戻し、小学生になった息子とも新たな父子関係を構築している感じです。
体調の悪い私に代わり、家事一切や学校行事からPTA役員まで何でも一生懸命こなしてくれる夫、毎日宿題が終わったら夕食の準備に参加したり、産まれてくるきょうだいの数年後までのクリスマスプレゼントを考えてサンタさんにお手紙を書いている息子。
私にはもったいないくらい、ありがたくて幸せです。
悲しみの渦中にあった頃はもちろん、もう二度とこんな日がやってくるとは夢にも思っていませんでした。

人間の自然な営みの一部である以上、100%安全が保障された命の誕生はありえない、身をもって知っているからこそ出産について不安がないといえば嘘になりますが、今はそれ以上に新しい命を家族みんなで迎えることが出来る喜びでいっぱいです。
幸い入院こそなかったものの、トラブル続きで最後までヒヤヒヤ状態だった妊娠期間を経て、ようやく昨年からずっとお世話になっている信頼する助産院でのお産の許可が出ました。あとは穏やかな気持ちのままでその時を待つばかりです。

こちらを訪れる方の中には、仕事のこと子どもや夫のことで不安や葛藤の最中にあり、藁をもすがる思いで投稿される方も少なくないと思います。
これから先、私自身もまた多くの壁や困難に出会うこともきっとあるでしょうから、あまり偉そうなことは言わない方がいいのでしょうが、今は真っ暗闇と思っている方でも、トンネルの先にはもしかしたら思いもよらない明るい展開が訪れることもあるということを知っていただければ、少しだけ希望が見出せるのかなとも思います。
私も微力ながら、経験がお役に立てる部分が少しでもあれば、これからもコメントさせていただきたいと思っています。

重ねてお伝えしたいのは、心からの感謝の気持ちです。
近いうちにまたよいご報告が出来たらと思います。
読んでいただいてありがとうございました。


二男坊君!
みゃあ -- 2008年11月14日 23:42:04

  まじょこさんへ、遅ればせながら、無事にご出産されたとのこと、おめでとうございます(うちの三男坊と1年違いの同じ誕生月ですね)。ご家族の皆様も、とてもお喜びになっていることかと思います。産後はゆっくりなさって、どうぞご家族とのお時間を大事にお過ごしください。きっと、素晴らしいご兄弟に育つことでしょう。

もうひとつ。余談になりますが、まじょこさんは飯田史彦教授の講演会に行かれる機会があったのですね!私は飯田教授ご本人にはお会いしたことはなくて、ただその本を読むばかりなのですが、飯田教授の言葉は私の心のバイブルです。飯田教授のおっしゃる「ソウルメイト」とは、たとえ現実には面識がなくともケア等の大切さを共感できる、理解できる心を共有する仲間たちのことを言うのかなと思う今日この頃です。それではまた。

おめでとうございます。
カミュ -- 2008年11月13日 12:29:48

  本当におめでとうございます。
素晴らしい人の出会いが家族となり、同じ思いを持って生活を
出来る幸せは、多くの人が味わえる訳では無いと思います。
これからも何があっても皆で乗り越えて下さい。

産後の大変な時でしょうから、返信は結構ですよ。
心からおめでとうございます・・・が言いたかったので来た
だけですから。

無事、出産しました
まじょこ -- 2008年11月 8日 16:27:58

  こんにちは。
再びこの掲示板の主旨とは外れる内容での投稿をお許しください。

バタバタしていてなかなかパソコンに向かうことが出来ませんでしたので、心にかけていただいている方へのご報告が遅くなってしまいましたことをお詫びします。
おかげ様で先日お礼の返信を送った約1週間後に、無事に元気な男の子を迎えることが出来ました。
夜中に破水して家族で助産院へ、夫と息子が朝までぐっすり眠る横で不規則な陣痛を逃し、目覚めた二人が朝食をとっているころから本格的な痛みが来たと思ったら、なんとそれから1時間弱で元気な産声を聞くことが出来ました。
産まれた瞬間にはものすごい感情があふれてくるかな、と思っていたのに反して、ただただ「あぁ、よかった・・・ありがとう」というとても静かな気持ちで、胸の上の確かな命の重みを感じる喜びにひたっていました。
終始一緒に新しい家族を迎えた夫と息子も、多くを語りませんが本当に嬉しくて幸せな顔をしています。
おかげ様で、今のところ母子共に順調に過ごしており、幸い産まれた息子はよく飲みよく眠りのリズムを繰り返し、退院後の我が家でも驚くほど穏やかで幸せな時間を過ごさせてもらっています。

そして出産後日が経つにつれ、息子の顔も長い指も見れば見るほどあの子に本当によく似ていると感じています。やっぱりもどってきてくれたのかな、とも感じますが、天のあの子の存在は大切にしつつ、こうしてこの世に生を受けることが出来た子と共にこれからしっかりと生きていこうとあらためて思いました。

出産前に新聞でこんな記事に出会いました。

「あなたはきっとこれからもその後悔を抱えながら今後も暮らしていくでしょう。でも、それがあなたの人生で、その涙はあなたの愛情と同じところにあります。とはいえ、辛くて泣いてしまう夜には、嵐をやり過ごすように、なにかあなたに寄り添ってくれるものを探して、ともにその吹き荒れる夜の底を歩きましょう。
 その道が、そこからの実りがあの子と出会えたからこそ拓けていくあなたの日々です。それは償いじゃない、創り上げるあなたの人生です。背負ってしまったからこその、創造的な生き方です。」

偶然読んだこの記事は、私の心の真ん中にストレートに響くメッセージでした。様々な困難に出会い、立ち尽くしてしまっている方の心へも届くといいなと思ってここに要旨を一部抜粋し、紹介させていただきます。

抗えない命の厳しさを経ての出産に際して、やはり恐怖に近い不安を拭い去ることが出来なかった私が、こうして今穏やかな気持ちで息子と過ごすことができているのも、こうした様々なご縁のおかげだと思うのです。
昨年も先日もこちらで温かいメッセージを贈ってくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。

皆様からいただいた温かいお心を大切にしながら、私もこれから少しずつでも還していきたいと思います。
そして背負ってしまったからこその私の人生を、しっかりと創り上げていきたいと思っています。
ありがとうございました。

皆様へ
まじょこ -- 2008年10月21日 12:47:55

  レスをいただいた皆様、心から喜んで下さり、私と家族への温かいメッセージをいただき本当にありがとうございます。顔も知らない他人のことなのに、お空の子のこともお腹の子のこともこんなにも大切に思ってくださっている皆様は本当に心根の優しい方ばかりだなぁと改めて感じます。夫にも息子にもこのことを伝え、皆で感謝しています。
以下、短いですがお返事です。

【k.a.uさま】
はじめまして。
捉えようによってはとっても無責任な私の言葉に対して、そのようなお返事をいただき、こちらこそ感謝しています。
現在大変なご事情を抱えておられるとの事、私達夫婦も寸前までいったことが幾度かありましたので、お気持ちお察しいたします。
k.a.uさまにとって最善の道を選択され、明るい出口を堂々と歩まれる日がきっと来ますように。心からお祈りしています。

【惠子さま】
いつも優しいメッセージをありがとうございます。
おっしゃるとおり、目には見えないの家族との絆を強く心に感じつつ生きる現実の家族との生活の中から、数え切れない幸せと感謝の気持ちをもらいながらこれからも歩んでいきたいと思っています。

【たくもんさま】
はじめまして。
私のスレッドが思い出したくない過去をよみがえらせてしまったようで、本当に申し訳ありません。
同じような悲しみを経て3人のお子様のママとなられたたくもんさまのお話に、大きな勇気をいただきました。ありがとうございます。
どう拭っても言葉では到底言い尽くせない不安を抱えながらの出産について、経験者でしかわからない気持ちを分かっていただけることも心強いです。
「用心深い」お子さんなんですね。その表現になんだか温かい気持ちになりました。
ありがとうございました。

【ちーずさま】
そんなにまでも私のことを気にかけてくださり、何度も「よかった」と繰り返していただき、本当にありがとうございます。
そしてちーずさまも、ほんとうに「よかった〜」ですね。おめでとうございます。まさに恐怖感といえる不安な気持ちと同時に幸せに満ちた気持ちが共存する状態、本当にそうですよね。
竹内先生のこと、私もネットや書籍などで存じています。素敵なご縁があって良かったですね。
無事に産まれた時、私はその子のことをどう感じるのかな?と少し考えていましたが、いずれにせよ身をもってたくさんの大切なことを教えてくれた子の存在はだけ揺るがないと思います。
ありがたいお言葉と嬉しい気持ちのおすそわけを心から感謝しています。

【プチ子さま】
「あの時の約束、忘れていませんよ」のお言葉、涙が出るほど嬉しいです。ありがとうございます。
そしてプチ子さまも!!本当によかったですね。
命って厳しいけれど、命ってやっぱり凄いですよね。
プチ子さまもどうぞお大切に・・・ご無事の出産を心からお祈りします。

【みゃあさま】
お久しぶりです。
いつも短い中にも深い理解と凝縮されたメッセージをいただき、本当にありがとうございます。何と申しますか、遠くお会いしたこともないみゃあさんには、勝手につながりを感じてしまいます。
あの秋に生まれた息子さんもご家族もお元気でお過ごしのことと思います。
飯田史彦氏のことを教えてくださったのもみゃあさんですよね。ちょうどあの子の出産予定日だった頃に、何と飯田先生の講演を聴く機会を得ました。家族みんなで出かけ、そこで新たな出会いもあり、その方に撮っていただいた真っ青な空にあの子が微笑んでいるような家族写真が私たちの宝物になっています。

おっしゃるとおり、私達家族の今があるのは、あの子が大切なことをたくさん残していってくれたから、そして今の私たちの中にはあの子の存在がしっかりと生きていることを強く感じています。いつまでもこの気持ちを大切に、ただただ誠実に生を全うし、いつかあの子に出会えたらと思っています。
ありがとうございました。

ご報告ありがとうございます。
みゃあ -- 2008年10月20日 14:49:55

  こんにちは、まじょこさん。その後のご報告、ありがとうございます。ご家族も何気ない日常から沢山の幸せを受け取られているご様子で、他所ながら嬉しく思いました。そして、ご無事に正産期をお迎えになったとのこと、心から嬉しく思います。もうすぐ、新しい家族がやってくるのですね。こんなにもご家族に大事に思われて産まれてくるなんて、赤ちゃんは幸せ色のパスポートを手にしているのですね。

そして、亡くなったお子様がこんなにもご家族によって今も大事にされているご様子、ご本人もとても喜んでいるのではないかと思います。ただ、今はその姿が見えないだけで・・・。きっと、時空を超えて、再び出会うこともあるでしょう。

私には、亡くなったお子様がまじょこさんご家族に残してくれた最大のプレゼントは、ご家族の結束がより強まったことだったのではないかと、勝手ながら推測しております。より家族がお互いに向き合い、今ある幸せをより大事にはぐくんでいこうと思う気持ちの確認と実行、それを気付かせてくれたのではないかと・・・。(うちの三人の息子のうち一人は障害有りですが、そのことは家族に悲しみと受容とやがて再結束をもたらしました)

正産期の今は、産休期間中でしょうか。心優しいご長男君と、穏やかなご主人とのお時間をどうぞ大事に、そしてお体にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さい。それではまた。

うれしいご報告、ありがとうございます。
プチ子 -- 2008年10月20日 11:56:43

  まじょこさん、こんにちは。
今回のご報告を、とてもとてもうれしい気持ちで拝見しました。

ご報告から感じた、感謝という素敵な気持ちに満たされたまじょこさんも、ご主人をはじめご家族の変化も、
もちろんまじょこさんたちご自身が苦しみぬいた日々から得たものなのでしょうが、
一方ではみんなお空の赤ちゃんからのプレゼントなのかな、という気がしてなりません。
やっぱりあの赤ちゃんは、いまでもちゃんと、ご家族の一員なんですね。
私もあのときのお約束どおり、忘れていませんよ。

わが家にも、おなかの赤ちゃんと同学年の赤ちゃんが生まれる予定です。
生まれるまでも、生まれてからも心配はつきませんが、
命は奇跡の連続であることを忘れずにいたい、そんなことを思い出させていただきました。
ありがとうございます。

だいぶ涼しくなってきましたので、お体に気をつけておすごしくださいね。
無事ご出産のうれしいご報告が聞ける日を、お待ちしています。

よかった・・・
ちーず -- 2008年10月20日 01:03:10

  まず、この言葉しか浮かびません。
本当によかった。

まじょこさん、以前のスレッドに流産経験者(第一子出産の後なかなか恵まれず、その後ようやく授かったと思ったら半年間で2回の初期流産)として、コメントさせていただき、私も励ましてもらった一人の、ちーずです。

あのスレッド以降、まじょこさんのお名前をこちらで見かけるたびに、あぁ、とりあえずまじょこさん無事なんだ(変な言い方でごめんなさい)と、いつも思ってました。

だから今回のご報告、本当に本当に嬉しい限りです!!!
パソコンの前で鳥肌立っちゃいました。きっと、私のような人が他にもいらっしゃるでしょう。

ここまでくるのに、どんなにか心配し、どんなにか泣いたことでしょう。本当にお疲れ様でした(あと最後の大仕事がありますが・笑)。
まだ、生まれて対面するまでは、どんなに些細なことでも不安は拭い去れないとは思いますが、もうここまで来たら赤ちゃんを信じましょう!きっと、大丈夫。ご家族みんなで待っていてあげてくださいね。

あぁー、改めて「よかった〜」です。こちらまで嬉しくなりました。


さて、たまーにしか書き込みさせてもらうことのない私ですが、ここ何ヵ月かの間の書き込みに確か一度は書いたと思うのですが、実は現在育児休暇中です。。。  
そう、私もあの2回目の流産から3ヵ月の後に、本当に“まさか”の妊娠が判り、今年(しかも息子の誕生日に)無事に我が家に長女が生まれてきてくれました。
なので、(勝手に同志のような言い方になってしまって申し訳ないのですが)ここまで来る間のまじょこさんの喜びと不安(私は時には恐怖感でした)の入り混じった状況を思うと、本当に何とも言えない気持ちです。


私はあの2回目の流産のオペを担当してくれたのが、実は、この分野でご尽力されている竹内正人先生だったのです(まじょこさんご存知ですか?私は診察を受けるときも全く知らず、しばらくしてネットで目にして初めて知りました)。
本当にこれも偶然の出会いだったのですが、あの2回目の流産の診察の時に状況をゆっくりと穏やかに説明してくれ、最後オペの決断について問われた際、「もし今の私で(例えば薬を内服してみるとか)何か出来る事があるなら何でもしますが、ないのならオペを受けます」と答えた私に、「あなたが赤ちゃんのために出来る事は、今のあなたのそのままの状態ですべてやってあげているんだよ」と言ってくれ、泣けて泣けて仕方なかったのを、昨日のことのように思い出します。
今回の妊娠も、里帰りまでのあいだ竹内先生にお世話になりました。本当によい出会いでした。流産など「悲しみでしかないような出来事でも全てに意味がある」と、2人の天使と周囲の温かい人たちに身をもって教えてもらった一年間でした。

ちなみに、以前のスレッドで私は、「2回の流産とも同じ子だったように感じていて、今度こそ私のもとへ戻ってきて抱っこしたいと思っている」と書いたのですが、実際に娘が生まれてみると、やっぱりこの子はこの子で、お空にかえった2人もまた、2人別々の子だったんだと、なぜだか自然と思えるのです。
本当にこればかりは神様から与えられたものなんだなぁと実感しています。

また長々と書き連ねてしまいましたが、私も今色々ありますが、幸せです。4人家族になって、本当に嬉しいです。

もうすぐまじょこさんにも、今以上に、幸せな幸せな日がやってきますことを遠い空の下願ってます。

これから寒くなります、お体大事にしてくださいね。

ご報告ありがとうございました。

よかったですね。
たくもん -- 2008年10月19日 22:41:19

  まじょこさん、はじめまして。
ほとんどロム専ですが、昨年、まじょこさんの誕生死をぼろぼろと涙をこぼしながら読んだのを思い出してつい出てきてしまいました。
ほんとうに、よかったですね。

私も7年前、16週で息子を死産しました。
今思い出しても、やはり傷口は癒えていません。
そして、まじょこさんの誕生死のスレッドを読んだとき、ああ、私もこうしてお別れしてあげたかったと、またまた涙してしまいました。。(酷い産院で、思い出したくもないのです。。)

今は、私もその後3人の子に恵まれ、毎日めまぐるしく、怒鳴りつつも幸せな日々を送っています。
しかし、やはり、妊娠中は、ほんとに不安との戦いでしたね。とくに、死産後の一人目は、不安で不安でなかなか人に報告できませんでした。
私の場合、頚管無力症ということで、手術も受けましたし、手術したにもかかわらず30週から切迫早産で入院生活を送りました。

本当に、無事生まれてきてくれたときは嬉しかったです。


そして、息子が育ってきて思うことは、お空に還った子は、たぶん、この子だったんだろうなぁということです。
誕生したのも、丁度1年後で、性格も本当に用心深く、この用心深さから、こちらの世界を一度下見に来て還っていったのだな…と。
ダンナともそう話しています。
あ、これは、あくまでもうちの場合ですが。。

とにかく、正期産まできて、ほっとしていることと思います。
今後、無事元気な赤ちゃんを出産されますこと、お祈りしております。

暖かいお気持ちを有難うございます。
惠子 -- 2008年10月19日 22:12:21

   まじょこさん、暖かいお気持ちいっぱいの投稿を有難うございます。
 もうすぐ出産なんですね。今のゆったり優しいお気持ちに満ちたまじょこさんのお腹の中では、赤ちゃんは安心して気持ちよく過ごして誕生の時を待っているのでしょうね。妊娠中もいろいろと大変だったとのことですが、その中でご主人とお子さんとお腹の赤ちゃんとそしてお空のお子さんとの絆を強く持たれて、今まじょこさんが幸せをたくさん感じられていることを本当に素敵だと思います。どうぞお体に気をつけられて、残りのマタニティーライフを楽しく過ごされて下さい。そして出産・赤ちゃん誕生と益々ご家族の皆さんにとって、幸せがいっぱい訪れることを願っています。
 一番にお返事を書かれたk.a.uさん、ご自身が大変な時に”ありがとうございます”との文章。私もまじょこさんの文章に元気を頂き、やはり感謝しました。辛いことは本当にどうしようもなく辛く感じることもあるけれど、その辛さのトンネルを抜けると、今まで見えなかった光や風景があるのかもしれません。誰だって幸せになりたい。多くに人達が幸せを感じて人生を歩んで欲しいと思います。心身ともにご自身を大切にされて下さい。

ありがとうございます。
k.a.u -- 2008年10月18日 23:57:45

  『今は真っ暗闇と思っている方でも、トンネルの先にはもしかしたら思いもよらない明るい展開が訪れることもある』

このお言葉に、表現できないほどの感謝をしたいと思います。

私は事情があり、今離婚を考えています。

本当に今は真っ暗闇で、未来のカケラも見えません。

でも、今いる暗闇はトンネルで、トンネルの外の世界もあり、そして出口もあるということが私の中では救いになると思いました。

まじょこさんご自身のお話から、まじょこさんの強さ・優しさを感じます。

ありがとうございました。

 
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