子どもの犯罪／お父さんのための育児講座：babycom（ベビーコム）

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子どもの犯罪

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子どもの犯罪はだれのせい

なんだかしらないけど、子どもの犯罪が多くなってしまった最近。それもほんとうに低年齢化しているからこわい。テレビで流れるニュースは、アメリカ並みに毎日、殺人事件が続いている。

サカキバラ少年のときには、あれだけ騒いだのに、今回の『中学１年生、英語の女性教師を刺し殺す』事件は、驚きはしたものの、なんだか世間がけっこう慣れっこになっているのか、『またか』といった反応になってしまっている感じ。それがよけいこわい。

でも、１２～３才で、なんでナイフを持ち歩くのだろう。その年齢で、人を刺し殺す力があるということも、また驚き。親はどうしているのだろう。その子をこれまで、どのように受け止めてきたのだろう。
私自身、子どもは父親がいなければ育てられないと痛感しているんだけど、やはり、こうした思春期の男の子の問題は、父親でなければわからないだろう、と思う。少年Aの父親は、彼とどのように接してきたんだろうなあ。
いつも言っていることだけど、子どもは、「ハイ、キャッチボールできるようになったら、お父さんが遊んであげる」と、子どもが大きくなるのを待っているのではもう遅い。赤ちゃんのときからの父と子のつきあいがあって、その延長もうまくいくというもの。
思春期の子どもの悩みや成長をふところ深く受け止めるためにも、赤ちゃんのときから、子どもをよ～く見ていてあげよう。

まさか自分の子どもが犯罪者になるなんて、だれも思ってはいないけど、実際は犯罪者の数はあとをたたないのが現実。「まさか」で、何もしないで成長するに任せるのではなくて、力いっぱい愛情をもって「犯罪者にならない子ども育て」に取り組んでいかなきゃならない時代なんだと思います、ハイ。